DEKIRU!特派員、佐賀県担当のえまです!
認知症の方が「ちょっと散歩に行ってくる」と出かけたとき、「無事に帰ってきてくれるかな」と心配になるご家族もいるのではないでしょうか?
外出を楽しんでほしいと思う一方で、行方がわからなくなったときのことを考えると、心配してしまいますよね。
そんなご家族の不安を少しでも減らし、高齢者が住み慣れた地域で安心して外出できるように、佐賀市では新たな見守りサポートが始まりました。
9月の「認知症月間」に合わせ、認知症などで外出に不安のある高齢者を対象に、見守りサービス「otta(オッタ)」を活用したサポートがスタートしました。
この記事では、地域で高齢者を見守る佐賀市の新しい取り組みをご紹介します。
外出に不安のある高齢者をサポートする佐賀市の「otta」を使った取り組みとは?

otta(オッタ)を使った取り組みとは、専用の端末(otta)を身につけた高齢者の位置情報を活用し、高齢者を地域で見守る取り組みです。
市内には約670か所の見守りスポットがあり、見守りアプリを利用する地域住民のスマートフォンの近くを通った際に、位置情報が記録されます。
今回の対象となるのは、認知症などで外出に不安のある市内在住の65歳以上の方などです。
端末は小型・軽量で、充電も必要ありません。
さらに、端末代などの初期費用は佐賀市が負担するため、無料で利用できます。
このようにottaは、高齢者の外出を制限するのではなく、位置情報を地域で見守りながら、安心して外出できる環境をつくるための仕組みです。
「いつもの散歩」を、地域みんなで見守るという頼れる佐賀市のサポート

この佐賀市の取り組みは、「認知症になっても、安心して暮らせるまちへ」という思いが込められています。
ottaを身につけることで「少し散歩に出てみようかな」「あのお店に行ってみようかな」という、何気ない日常を地域で見守る仕組みとして紹介されています。
認知症になっても、趣味や仕事を続けたり、人とのつながりを大切にしたりしながら暮らせる地域へ。
そんな思いを、見守りという形で支えているのが今回の取り組みです。
わたしが、今回の取り組みで素晴らしいと感じたのは、高齢者の日常を過度に制限せず、地域で見守るということです。
「認知症があるから一人で外出させるのは心配…」「知らないうちに行方不明になったらどうしよう」というご家族にとっても、安心につながる見守りサポートです。
地域みんなで高齢者を見守る佐賀市の姿勢に、とても頼もしさを感じました!
まとめ|高齢や認知症になっても、安心して暮らせる街・佐賀市
認知症の高齢者がいるご家族にとって、「できるだけ自由に外出してほしい。でももし行方がわからなくなったらどうしよう」と心配になりますよね。
しかし、ottaで地域で見守る仕組みがあれば、本人も家族も少し安心して日常を過ごせるのではないでしょうか。
認知症になっても、もしもの備えがあれば、住み慣れた場所でその人らしい暮らしが送れそうですね。
佐賀市の地域全体で支えていく取り組みが、これからの街づくりにもつながりそうです。
出典:PR TIMES
【佐賀市】地域で見守る、高齢者の安心。新たなサポートを開始