こんにちは、石川県担当のemiです。
今回は、石川県の伝統に関する話題をお届けします。
200人超から5人に。山中温泉で受け継がれてきた「山中芸妓」

石川県加賀市の山中温泉には、長く受け継がれてきた芸妓文化があります。かつては昭和30~40年代を中心に200人を超える山中芸妓が活躍していましたが、時代とともにお座敷の機会などが減り、現在は5人にまで減少しています。
山中芸妓が披露する唄や踊りは、温泉街の文化として親しまれてきたもの。なかでも加賀市指定無形民俗文化財である「山中節」は、約100年前に芸妓の初代米八がお座敷唄として確立したとされる、山中温泉を代表する伝統文化の一つです。
ふるさと納税を活用して、山中の伝統を次の世代へ

長年受け継がれてきた文化は、一度途絶えると同じ形で取り戻すことは容易ではなく、担い手の減少により山中節をどうやって継承していくかが大きな課題です。そこで加賀市では、山中芸妓と山中節をこれからも残していくため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングをスタートしました。
集まった寄附金は、山中芸妓の後継者育成や唄・踊りの技術を受け継ぐための活動、「山中節 四季の舞」など芸を披露する場の継続、「山中節」の保存や振興、魅力を伝える情報発信などに活用されます。
募集期間は2026年9月1日から11月29日まで。目標金額は180万円です。山中温泉で長く親しまれてきた唄や踊りを、これからも楽しめる文化として残すための取り組みです。
石川県には、山中芸妓や山中節、九谷焼、山中漆器など、さまざまな伝統文化があります。今回の取り組みを知り、加賀市はこうした文化を身近に楽しめる地域であることを改めて感じました。一方、こうした伝統文化を楽しめる地域だからこそ、次の世代へ受け継いでいくことも大切になります。
ふるさと納税の返礼品には、多数の伝統工芸品のほか、加賀棒茶やコシヒカリなどの特産品、山中温泉の宿泊券など、多種多様な魅力的なものがそろっています。ほしいものが多く、選ぶのが難しいのが悩みどころ。
気になる返礼品を選びながら、クラウドファンディングを通じて伝統文化の継承を応援してみてはいかがでしょうか。