「滋賀県って、琵琶湖のイメージが強いけど、実はこんなに歴史のあるお祭りもあるんだ!」
そんな発見ができるニュースが、滋賀県大津市から届きました。
江戸時代前期の様子が描かれた絵巻

今回見つかったのは、なんと約350年前の大津祭を描いた絵巻。
「四宮祭礼図絵巻(しのみやさいれいずえまき)」という作品で、江戸時代前期のお祭りの様子が描かれています!
大津祭といえば、毎年秋に開催される大津を代表するお祭り。今年は10月10日に宵宮、11日に本祭が開催されます。華やかな13基の曳山が街を巡り、お囃子の音色や曳山の上で披露される「からくり」などを楽しめます!
そして2025年には、「大津祭の曳山行事」がユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
金や絵具がたっぷり使われた豪華な作品

そんな大津祭ですが、実は昔の様子を描いた絵はあまり残っていません。
今回の絵巻には、現在とは違う形の曳山や、今では見ることのできない「ねりもの」などが描かれていて、「昔の大津祭ってこんな感じだったんだ!」と想像できる貴重な資料になっています。
しかも絵巻は、縦約31cm、横約10mというかなり大きなサイズ。金や絵具もたっぷり使われていて、当時のお祭りの華やかさや、大津の街のにぎわい、経済力まで伝わってくるような作品です。
この絵巻が見つかったのは2025年の秋。大阪青山歴史文学博物館の所蔵品を整理していたところ発見され、大津市歴史博物館の調査によって、大津祭(当時の名称は「四宮祭」)を描いたものだと分かりました。
今から約350年前のお祭りが、絵巻を通して現代によみがえる。
そう考えると、ちょっとロマンを感じませんか?
実際に見られる特別展示
さらに、この貴重な絵巻を実際に見ることができる特別展示も開催されます。
2026年9月8日から11月1日まで、大津市歴史博物館で特別展示を開催。
現在の大津祭と、約350年前の大津祭。
見比べてみると、今も続くお祭りの歴史をより身近に感じられそうです。
滋賀には、琵琶湖や観光スポットだけではなく、何百年も大切に受け継がれてきた文化やお祭りがあります。
「こんな滋賀もあったんだ!」を探しに、歴史ある大津の街を歩いてみるのも楽しそうですね!