こんにちは!
DEKIRU!特派員・福井県担当の香苗です。
皆さん、最近「手紙」を書いていますか?
メールやSNSでのやり取りが便利な現代で、あえてペンを持ち、便せんや封筒を用意して手書きするという作業。
ちょっぴりハードルが高い…何より、何を書いたらいいかわからない!という方も多いのでは?
でも、40文字以内で手紙を書いてみて!と言われたらどうですか?
長い文章よりも、気軽に書けそうでちょっとワクワクしてきませんか?
一筆啓上賞 第34回(2026年度)テーマは「幸せ」

福井県坂井市(旧丸岡町)で始まった「日本一短い手紙」のコンクールで知られる一筆啓上賞。
第34回(2026年度)のテーマが「幸せ」に決まりました。
テーマ「幸せ」は、実は過去にも候補として挙がっていたそうですが、これまで採用が見送られてきたそうです。
世界で紛争が起きたり環境の変化も激しい今だからこそ、「少しでも温かい気持ちになれる幸せを手紙で表現してほしい」という願いが込められ、今回決定しました!
募集は2026年10月16日までで、所定用紙などに40文字以内の手紙形式で書いて送ります。
1人で何通でも応募できるそうですよ。
想いのこもった日本一短い手紙
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」。
この短い文章、「日本一短い手紙」の原点とされている、徳川家康の家臣・作左衛門重次が、戦場から妻へ送った手紙です。
・一筆啓上 :手紙の書き出し。
・火の用心 :火事を出さないよう注意せよ。
・お仙泣かすな:子供をしっかり育ててくれ。
・馬肥やせ:戦に必須の馬を健康に育てておいて。
約40文字という短さなのに、不思議と家族への深い愛情が感じられる内容です。
戦が続き、ゆっくり手紙を書く時間がない中でも家族を想い、最低限の言葉だけを書く。
戦国武将も夫であり、父親である。なんだか普通の家族の姿が思い浮かんで、あたたかい気持ちになります。
この手紙に由来するのが、コンクールの開催地、福井県坂井市にある丸岡城(まるおかじょう)。
「日本一短い手紙」の文化は、この場所から始まったとも言われています。
坂井市には「一筆啓上 日本一短い手紙の館」という施設もあり、一筆啓上賞の歴史とともにこれまでの入賞作品などが展示されています。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
私が毎年、誕生日に「手紙」を贈る理由
実は筆者、年に一度、夫の誕生日に手紙を書いて渡しています。
普段あまり伝えられない感謝を伝えよう!と思ったのがきっかけで、手書きのほうが誠意や温かみがより伝わって、特別な贈り物になると思ったからです。
実際、渡すときは毎年少し照れくさいのですが、意外と喜んでくれるんです。
長くても短くても、手書きで伝えると不思議と特別なものになります。
少し照れくさくても、その分ちゃんと気持ちは届く。そんなことを毎年実感し、渡してよかったなと思っています。
あなたの「幸せ」も、40文字に乗せて

普段は伝えられない「ありがとう」や、日常で感じる小さな「幸せ」。
それをあえて「40文字」という限られた言葉に凝縮してみると、自分の本当の気持ちが見えてくるかもしれません。
家族、友人、自分自身にでもいいと思います!
皆さんもこの機会に、「あなたの生活の中の一瞬一瞬で感じる幸せ」を短い手紙に託してみませんか?
もしかしたら、あなたの綴った「40文字」が、誰かの心を温める「日本一短い手紙」になるかもしれません。
出典:PR TIMES
【福井県坂井市】一筆啓上賞 「幸せ」の手紙 作品募る