こんにちは。 愛知県担当特派員の桐田えこです。
みなさんは、旅行先で必ずすることはありますか?
私は、旅行先ではその土地ならではのグルメを食べて、買って帰ることを一番の楽しみにしています。そこでしか買えない味って、テンションが上がるんですよね。
そこで今回は、愛知県豊橋市から届いた、ご当地ワインのニュースをお届けします。10年もの構想期間を経て生まれた豊橋を詰め込んだワイン、お酒好きなら見逃せませんよ~!
構想10年の悲願がついに! 「豊橋ワイン」製造が本格始動
愛知県の東三河エリアに位置する豊橋市。ブラックサンダーやヤマサちくわなどが有名なこの街が「ワイン特区」に認定されたのは、2025年のこと。この認定により小規模事業者でもワイン製造に取り組みやすくなりました。

一方、豊橋にある「とよはしワイナリー・チロル」を運営する株式会社チロルでは、2014年にワイン用ぶどうの栽培をスタート。2016年にぶどうが実をつけて以降、小牧市のワイナリーの助けを借りながら、10年もの間ワイン造りの知識やスキルを磨いていたそうです。その努力が実り、2026年8月、ついに豊橋産のワインの醸造が本格的に始まりました。
原材料だけじゃない! 設備やラベルも地元産

令和8年8月8日、末広がりの日に醸造をスタートした「とよはしワイナリー・チロル」。施設内には計8基ものタンクが並び、年間2,000リットルの生産を見込んでいます。豊橋のお隣、豊川市のゴトウコンクリート株式会社が製造するまゆ型コンクリートタンクを導入するなど、原材料以外にも地元色をふんだんに取り入れました。

ラベルは豊橋市在住の漫画家、佐野妙さんにデザインを依頼。マンガ風のイラストがかわいらしく、日本人だけでなく海外の方に喜ばれそうなデザインです。
ぶどうの次は柿!? ワイン特区で生まれる次世代農業

8月8日の醸造で使用したのは、同社が栽培している巨峰(白)。秋が深まればその時々に旬を迎えたぶどうをワイン造りに用いる予定です。そして12月には、なんとぶどうではなく豊橋市が全国トップの生産量を誇る特産品「次郎柿」を使ったワインの醸造に乗り出すそうです。
そのまま食べても美味しい次郎柿。ワインになったら一体どんな味わいになるのか、今からとっても気になります!

株式会社チロル代表の岩瀬さんは「このまちの果物で、このまちを笑顔にしたい」と、ワインを軸とした豊橋の新たな賑わいづくりに期待を寄せています。ワイナリーへの注目度も高く、市民向け見学会は事前予約で満員になったのだとか。豊橋の新たな旅の目的地になりそうですね。
豊橋ワインをきっかけに、豊橋の魅力が全国へ広がることを願っています。