こんにちは。滋賀県特派員のまっちです。
「滋賀県って、琵琶湖や観光地のイメージが強いけど、こんな歴史や食文化もあるんだ。」
今回はそんな新しい発見につながる、2つの民族文化財をご紹介します。
受け継がれる伝統が地域の産業に
滋賀県で古くから受け継がれてきた「甲賀売薬の製造・販売用具」は、2023年に登録有形民俗文化財に登録されました。

「甲賀売薬」は、現在のドラッグストアが普及する以前、「置き薬」として各家庭に届けられ、多くの人々の健康を支えてきました。忍者のまちとして知られる甲賀ですが、実は薬づくりの歴史も深く、地域を代表する産業として発展してきた背景があります。
また「近江のなれずし製造技術」も同じく2023年に、こちらは登録無形民俗文化財に登録されました。

「近江のなれずし」とは、琵琶湖で獲れる魚とお米を使い、時間をかけて発酵させる滋賀ならではの伝統食です。滋賀県といば鮒ずしが有名ですが、モロコやアユなど、さまざまな湖魚を使うのも特徴。自然の恵みと先人たちの知恵が詰まった発酵文化として、今も大切に受け継がれています
どちらも、地域の暮らしの中で育まれ、世代を超えて受け継がれてきた文化。
単に「昔からあるもの」が評価されたのではなく、人々が守り続けてきた歴史や技術、その土地ならではの暮らしが認められた証ともいえるでしょう。
夏休みには滋賀県の文化に触れてみては
滋賀県には、美しい景色だけでなく、長い歴史の中で受け継がれてきた文化や食があります。こうした地域の宝を知ることで、滋賀の魅力をもっと深く感じられるはずです
旅先で味わう一品や、街に残る歴史の一つひとつにも、受け継がれてきた物語があります。
そんな”滋賀ならでは”の魅力を探しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?