――幕張メッセで開催された「ゲームマーケット2026秋」。
大手から個人まで多種多様なアナログゲームが集まる祭典に、我らトガゲーチームが再び参戦!
わかさ生活が誇るアナログゲーム『ERROROID(エラーロイド)』のブースで対戦を行うものの、今回もラー油がタダツグに敗北する。
熱戦の様子はこちらから
しかし、前回が病欠だった分を取り返すために、テンションMAXのラー油はこのままでは終わらない!
ここからラー油の大逆襲がはじまるのだった!
はじまるのだった!
元気なのは分かったから、ナレーションその辺にしてもらえる?
今年は3人とも無事にこの日を迎えられて、本当に良かったですね~。
体調管理めっちゃ気をつけたもん。
ぶらつきながら良ゲーを探していこうぜ!
まずは反射神経で勝負!

面白そうじゃないですか。これで勝負しましょう!
『メイドインワリオ』で鍛えた棒キャッチ力を見せてやる……って、思ったより難しい!?
え? あれ? 棒落ちてる?
どこ!?
カニさん、視界に棒自体が入ってませんよ!
2人ともなっちゃいねぇな! このゲームの攻略法はこうだ!

何ィーッ!?
腰を低く落とした姿勢で棒の落下距離を稼ぎ、キャッチしやすくしている!
でも攻略法ってほどじゃないし、俺の体調がここんとこ悪くて病み上がりなことを考えると、タダツグさんは本数で勝っているけど実質的には俺と引き分けじゃないかなァーッ!?
スムーズに言い訳に繋げてんじゃないよ! 最初の元気はどうした!
結果はタダツグさん、ラー油さん、私の順番でしたね。うーん、簡単そうなのに難しい!
単純だからこそ白熱しちゃうゲームでしたね。子供でも楽しめるし、イベントならではのアトラクションってノリが好きかも。
くっそー!2連敗するとは!
次こそ勝てそうなゲームは……うん?あっちの方からすげぇ気を感じっぞ!
超大作で勝負!

おめぇヴォルデモートっちゅうんか? とんでもねぇ魔法を使うみたいでワクワクしてきたぞ!
どうやらここで体験会に参加できるみてぇだな。いっちょやってみっか!
なんでお二人ともハリー・ポッターじゃなくてドラゴンボールなんですか……。

おっ、ポッターだからPのシールが貼ってある!
「パートナーカード」って意味だからね?
封印された校長のカードを5枚集めたら、グリフィンドールに10点入って勝ちになったりしないかな。
聞いちゃいねぇ!

ダメージを受けた時にカードを1枚めくって、3択でどう使うか選ぶ逆転システムが面白いですね。これは独自色。
原作再現で対戦前の「お辞儀」がルール化されてるの面白いし、映画のスチルそのまんま使ってるのも凄い。これはファンだと嬉しいんじゃないかなぁ。人気が高いし映画も沢山あるから、末永く続くシリーズになりそう。
ただ、今回は本当に説明だけでしたね。嬉しいし楽しめたけど、ここで戦うつもりだったから不完全燃焼!
ふっふっふ、そんなお二人にピッタリなコーナーを見つけておきましたよ!
すぐルールが覚えられて公平な勝負になるゲーム!
あれは……『ハリー・ポッター カードゲーム神経衰弱』だとぉ!?

これは分かりやすい! 『ワギャンランド』で鍛えた神経衰弱テク、見せてやるぜ!
カニさん、お手柄だ!
それは事前に配置全部覚えて完封が前提のやつだろ! って、この神経衰弱もしかして……。

全部同じじゃないかー!
こら、カニ!
よく見たら違うんですよー!
効果、顔、ポーズがそれぞれ違うので、しっかり覚えてください!
えーと、このポッターは横顔でこっちは正面。こっちは杖でこっちはビックリ顔で。
ポッターでゲシュタルト崩壊してきた……。両手に銃をくっ付けられたポッターがいたらすぐ覚えられるのに。
それポッターじゃなくて主演が同じだけの『ガンズ・アキンボ』ね!
近年は変な映画ばかり出てるんですよねダニエル・ラドクリフ。
そんなこと言ってたらどれやら分からなくなってきた!

最後のラッシュで一気に差を付けて勝利だぜ!
ラー油さん、何か言うことは無いかね?
くっ!ポッターに負けた!
俺に負けたんだよ!
俺の……内なるハリー・ポッターに……とかそういう感じで……。
これで今回のゲムマはタダツグさんの3勝0敗ですね。このままだとゲームブロガーの名折れですよ!
こら、カニ!
甲殻類にまで煽られとは……。
勝負は一旦休憩して、まったり出来そうなゲーム見とこうか! ちょっとおもろそうなのがあるのよ。
強者の余裕! 気に入らねぇ!
もう俺は完全に心を閉ざすので、何を見せられても無反応を貫きますから!
心を閉ざしたラー油。そして……

すげぇ……まるでSIMPLE1500シリーズだ!
コンパクトで色とりどりなパッケージ。集めたくなるデザインですね!
急にしゃべった!
前フリからの流れ下手すぎですか!?
――『勉ゲー』はスピード・ポーカー・神経衰弱などのトランプゲームを元に構成したアナログゲーム。
むかしばなしを元にした幼児向けのものから、ITパスポートを題材にしたかるたなど。子供から大人まで興味津々の幅広いラインナップ。
製作にはかつてゲームセンターで数々のアクションゲーム・格闘ゲームを手掛けた元SNKのスタッフが関わっている。
俺たちの心を熱くさせた作り手たちが、今も別分野で活躍してるのは感動ですわ。特にこの『超拡大!どアップかるた〜顔から入る日本史〜』、パッケージの信長のドアップが最高!
こんなん小学生の時に見せられたらずっと笑い転げてますよ。

よし、今度は俺が気になっているブースに行きましょう!
(小声で)心を閉ざした設定ってどうなったんですか?
(小声で)そっとしておいてあげて。

事前に調べて気になっていたのはもう1本のゲームだったんですが、こっちも面白そうですね。
『重機神経衰弱 重機王(JU-KI-OH)』って、どっかで聞いたことある!
「JU-KI-OH」って表記、やってんなぁ!
HITACHIさんとの公式コラボで、15種類の重機カードで神経衰弱をするゲームみたいですね。解説も凝ってます。

全部同じじゃないですかー!
こら、カニ!
今回は私じゃないです!

ラー油さんが気になってたってのはこれか。元は携帯アプリのゲームだっけ?
そうですね。2008年に配信されてからずっと人気で、現在はNintendo Switchで7作発売されてます。コロコロコミックとコラボしたバージョンもあるんですよ。
私は初めて知りました。どういうゲームなんですか?
心理ゲームみたいな内容ですね。電車の中で席を譲るか、居酒屋でみんなの注文に合わせるかどうか。これをひたすら繰り返して「空気読み度」を判定するんです。これがシュールで面白くて。
――ボードゲーム版も好評で、拡張カード第三弾まで発売されるほど。ルールはボードゲーム向けにアレンジされており、様々な「究極の2択」が書かれたカードを使用。親が選んだ2択の解答と同じならポイント獲得。全員が同じ回答なら親にもボーナスというシンプルなルール。
今回はスタッフさんが「親」を担当し、タダツグ、ラー油、カニで1回だけ遊んでみることに。
お題は、「お好み焼きのピザ切り」は許せるか!絶対に許せないか。京都出身だというスタッフさんに各自質問をしながら、出すカードを決めていきます。
なるほど……。
これは……。
ですよね……。
――質問と共に空気が変わり。各々の視線が交錯する。
相手の選択を読み切れ! 運命のカードオープン!

ええ~!?俺だけ空気読めてない!?
お好み焼きのピザ切りってダメなの!?
何言ってるんですか。常識ですよ!
※個人の意見です
まったく困ったもんですな!
これが最終勝負なので得点は100点! タダツグさんとのバトルは俺の勝ちと言うことで!
※個人の意見です
待て待て待て待て! ドサクサに紛れて何言ってんの!
勝ったッ! 第三部・完!

ゲームマーケット2026秋、楽しかったですね!
トガゲーチームでしっかり回れて嬉しかったです。
俺は今回ようやくの初参加でしたが、スケールのデカさに圧倒されましたね。出展数が多くて活気があって、でもそこまで混雑してないから回りやすい。会場が同じ幕張メッセということもありますが、良い意味で昔の東京ゲームショウを思い出しました。
『エラーロイド』のわかさ生活ブースも活気があったよね。アナログゲームの界隈で存在感増してきてるのが分かる。
『ハリー・ポッターカードゲーム』の巨大ブースも迫力あったし、『勉ゲー』も独自性が面白かった。
っていうかラー油さんが勝ったみたいになってるけど、最後のをカウントしても俺の3勝1敗だからね?
よーし打ち上げに行きましょうや! 駅前のお好み焼き屋にゴーゴー!
やっぱり聞いちゃいねぇ!

――大盛り上がりのゲムマを終え、お好み焼きで空腹を満たしたトガゲーチーム。
しかしこの世に尖ったゲームがある限り、彼らの戦いは続く!?
トガゲーチームの次回レポートに乞うご期待!
ライター紹介

タダツグ
締め切りはケツ合わせ系のゲームライター。業界歴は20年以上で、1日のうち大半の時間をゲームに注ぐほか、アニメや映画、マンガなども大好物。仕事柄、多数のゲームに触れる機会が多いものの、趣味の範囲ではお気に入りのゲームをずっと遊び込むタイプ。

双葉ラー油
老舗ゲームブログ『絶対SIMPLE主義』を20年以上運営するブロガー。「知らないゲームを教えたい!」をスローガンに、大作からニッチな作品まで取り扱う。特撮関連の造詣も深い。謎のマスクを被っているが別にプロレスラーではない。