知らないゲームを教えたい!(挨拶)
ゲームブロガーのラー油です!今回もキーワードと共に尖ったゲームを紹介していきましょう。
6月にこんな話をするのもなんですが、年末と言えば……そう、けん玉のギネス記録に挑む紅白歌合戦!
それを髣髴とさせるゲームが登場しました。今回のキーワードは「けん玉」だ!
公式サイト
https://store.steampowered.com/app/4293130/100/?l=japanese
パブリッシャー:G-MODE
機種:Steam
価格(税込):600円
WINGLAYが手掛けるインディーゲーム。タイトル通りけん玉を100回連続で成功させるゲームです。
1回でもミスをしたら最初からやり直し!
意外と本格的な操作性

マウス操作で「けん」を掴み、上に振って玉を大皿に乗せれば成功。これを100回繰り返すだけ
観客がひしめく会場で挑戦する画面構成で、会場の名前は自由に変えられます。

じゃあわかさ生活の施設である「WAKASA&CO.」にしておくか……!
京都にあって舞台も併設されてるので実際にできそう!
(Cしか大文字にできなかったのはご愛嬌!)

本物のけん玉のように下から上に、クイッと振るように動かすのが基本。
あるいは振り子のように少しずつ勢いを付けて乗せるのもアリ。右クリックで玉を押さえて、振れを止めることも可能です。
単純なゲームですが難しい!最初は1回乗せるだけでも一苦労ですが、慣れてくるとウソのように連続で出来るようになってくる。でもちょっとしたブレでミスしたりと100回の壁は厚い。
シミュレーターを名乗っているだけあって玉の動きは細かく、何度やっても翻弄されますね。
オプションでマウス感度も変更できるので、自分にあった微調整が大事。
プロポーズ予定の30代男性、今日けん玉を初めてする5歳の女の子…参加者が気になる!

本作の秀逸な点はフリーアナウンサーの「赤井玉男」氏による実況中継。
プレイヤーの動きや状況に合わせて盛り上げてくれます。
100人チャレンジで様々な挑戦者が集まっている設定で、ランダムでプロフィールを読み上げられることも。
けん玉に成功したらプロポーズする予定の30代男性や、家でけん玉の練習をし過ぎて娘が口を聞いてくれない50代男性、けん玉をするのは今日が初めての5歳の女の子、101歳でけん玉歴98年の達人などなど……。
画面にその姿が映るわけでは無いのですが、この説明だけで見えない挑戦者たちの姿が想像できるのが上手い。
笑っちゃって手元が狂うので勘弁して欲しい!

緊張で寝ていない人が来て画面がブレブレになったり、酔っ払いが来て画面がグニャグニャ歪むこともあります。
けん玉100人チャレンジを何だと思っているのだキミたちは!
他にもスプリンクラーの誤作動だの、観客の携帯が急に鳴るなど、ちょっとしたハプニングがランダムで発生するのが嫌らしい。
記録更新してる最中に来ると本当に焦る!

何度も失敗しながら20回、30回と続けられる瞬間が来ると手が震えて来る。
同じことを同じ力加減で繰り返すだけなのに、玉の軌道が少しずつブレていき、成功はしてるけど危ない瞬間が増えて来る。危ういプレイが多いと右下の緊張ゲージが高まり、画面が狭まって来るシステムもプレイヤーを追い詰める。
けん玉が得意な野比のび太、俺に力を……!と思わず祈りたくなってくる!
いや、のび太が得意なのはあやとりだった。でも『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』ではけん玉が重要アイテムだったし、ドラえもんの原作やアニメではのび太が足でけん玉をしているシーンがあって、実はけん玉も得意なのでは?という説がある。でもトータルで見ると苦手な描写の方が多く、この辺は解釈が分かれるところですね。
などと雑念が混じり始めると失敗だ!
そんなのアリ!?な仕掛けも

特定の条件を満たすとけん玉の見た目をカスタマイズ出来るようになり、初期状態を含めると9種類が選択可能。
中には「99人目で失敗する」という条件もあり、けん玉のやり過ぎで人の心を失った悪魔がこのゲームを作っている?

ゲーム自体は本当に単純なのに何度もプレイしてしまうし、バリエーション豊かな実況とハプニングのおかげで単調にならない。ゲーム実況で遊んでみるのも良し、一人でストイックに挑むも良しの良作でした。
クリア後は限界に挑戦するRTAモードも解禁されるそうですが、とりあえず自分の最高記録は57人……超えられる挑戦者求む!
ライター紹介

双葉ラー油
老舗ゲームブログ『絶対SIMPLE主義』を20年以上運営するブロガー。「知らないゲームを教えたい!」をスローガンに、大作からニッチな作品まで取り扱う。特撮関連の造詣も深い。謎のマスクを被っているが別にプロレスラーではない。