新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、偉人の顔をどアップにしたかるたです!
しかも登場するのは、たった4人。
年号も出来事も覚えていなくて大丈夫。読み上げられたエピソードを聞いて、「これはこの人っぽい」「いや、あの人でしょ」と顔の札に手を伸ばす。歴史の授業にこんな遊び方があったら、もっと日本史を好きになれていたかもしれません。
信長・秀吉・家康、そしてザビエル。4人だけの日本史かるた

大阪のボードゲームメーカー、トライブゲームズが『超拡大!どアップかるた〜顔から入る日本史〜』を2026年11月16日に発売します。
これに先がけて、10月17日・18日に幕張メッセで開かれる日本最大級のボードゲームイベント「ゲームマーケット2026秋」で先行販売されます(エリア39)。
札に登場するのは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、そしてザビエルの4人だけ。その顔が、札からはみ出しそうなほど大きく写っています。

読み札に書かれているのは、有名な逸話から思わず誰かに話したくなる豆知識まで、全90問のエピソード。信長・秀吉・家康の札の裏には3つのエピソードが書かれていて、その中から好きなものを1つ選んで読み上げます。
なにしろ4人しかいないので、年号や出来事を知らなくても、「こんなことをしそうなのは誰か」と人柄から予想すれば札が取れます。高得点の「ザビエル札」を取れば逆転もあり、最後まで気が抜けません。
カードは32枚、遊べるのは3〜7人で、対象年齢は10歳以上。1回およそ5分で終わるので、つい「もう1回」が続きそうです。価格は1,500円+税で、ECサイトでは予約を受付中です。
出典:PR TIMES
4択なのに、なぜこんなに盛り上がるのか

歴史のクイズというと、知っている人だけが答え続けて、知らない人は見ているだけ。そんな場面を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
このかるたは、そこを「4人だけ」に絞ることで崩しました。答えが4択なら、年号を覚えていない人にも必ずチャンスがあります。
勝負を分けるのは知識の量ではなく、「このエピソードなら、せっかちな信長かな」「慎重な家康っぽいな」という人物のイメージ。テーブルのあちこちで推理が飛び交い、取ったあとに答え合わせをするたびに、偉人の意外な一面がひとつずつ頭に残っていきます。勉強しているつもりがないのに、遊び終わるころには4人のことがちょっと好きになっている。この順番がうまいと感じました。
もうひとつ効いているのが、顔の「どアップ」という見せ方です。
ゲームマーケットの会場には、数えきれないほどのゲームが並びます。その中で足を止めてもらうには、説明より先に「何これ?」と思わせる必要があります。
机いっぱいに偉人の顔が並ぶ光景は、ルールを知らなくても笑ってしまう強さがあることでしょう。写真1枚で面白さが伝わるのは、SNSで広まるうえでも大きな武器となりそうです。
チャレンジみっけ!
今回見つけたチャレンジは…
- 登場人物を4人に絞り、知識の差があっても全員が答えられるようにした点(参入障壁の撤廃)
- 年号ではなく人柄を手がかりにして、歴史の勉強を遊びに変えた点(エデュテインメント)
- 偉人の顔の「どアップ」を、ひと目で伝わる看板にした点(ビジュアルフック)
わかさ生活も、みっけ!
ちなみに「ゲームマーケット」といえば、わかさ生活も出展するんです!
健康食品の会社として知られるわかさ生活ですが、実はゲームイベントに何度も出展しているほどゲームにも力を入れているんです。 今回のブースでは、推理カードゲーム『ERROROID(エラーロイド)』の拡張版第二弾『ERROROID ブローアウト』を初展開。もちろんゲームをつくったのは、DEKIRU!でもおなじみ、わかさ生活の社員でゲームクリエイターの上田さんです!
会場(エリア78)では2,500円で先行販売され、公式大会も開かれます。 エントリーはこちらから。
すでに17日(土)の事前エントリーは満員となっているので、気になる方は今すぐご予約を。当日に空き枠がある場合のみ、当日参加も受け付けています。
『ERROROID ブローアウト』は10月下旬より、わかさ生活のショッピングサイトやAmazonなどで順次発売予定です(2,860円。遊ぶには基本セットが必要です)。
DEKIRU!の連載「大検索!トガりまくりゲーム生活」でも、『ERROROID』を上田さんのレクチャーを受けながら実際に遊んだ様子を紹介しているので、ぜひこちらものぞいてみてくださいね。
出典:PR TIMES
一緒に考えてみよう
今回のかるたがやったのは、「覚えることが多すぎる」という歴史の壁を、「4人だけ」に絞って越えてみせたことでした。
選択肢を減らすと、詳しい人とそうでない人の差が小さくなり、そのぶん「この人ならやりそう」という想像で話が弾みます。正解を知っているより、みんなで推理するほうが楽しい。そんな場面は、ゲームに限らずあるはずです。
あなたの身の回りで、「選択肢を減らしたら、かえって楽しくなりそう」なものは何ですか?