林業会社がつくった、森を歩く謎解きみっけ!

  1. TOP
  2. チャレンジみっけ隊
  3. 林業会社がつくった、森を歩く謎解きみっけ!
チャレンジみっけ隊
  • ビジネス
  • 体験

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook
林業会社がつくった、森を歩く謎解きみっけ!

新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、森を歩きながらの謎解き体験です!

しかもつくったのは、木を切らない林業会社。
そして手がかりは、60年前に苗木を植えた人からの手紙。

森にあらわれた魔物の弱点を探して歩くうちに、いつのまにか森の仕組みがわかってしまう、という企画です。

60年前の手紙を手に、森の魔物を封印する

愛媛県内子町の株式会社武田林業が、謎解き森歩き「えひめ森林迷宮 〜60年前の手紙と森の叫び〜」を企画・制作しました。愛媛県の主催で、2026年11月27日(金)まで、伊予市のえひめ森林公園で開かれています。

受付でもらえる謎解きキットには、冊子とえんぴつ、そして封筒がひとつ。中には、にじんで読めない字のある「60年前の手紙」と、不思議な形の木片が入っています。宛名は「みらいのだれか」。

森には3体の魔物があらわれています。枯れ草のつもった森に火をうつす「ホムラこぞう」、根の浅い森をひきずり落とす「クズレおに」、太い枝を広げて若い木に光をわたさない「コボクじい」。園内の句碑や林業学習展示館を手がかりに9つの謎を解くと、「封印の言葉」が見つかります。

さらに難しい第2ステージは、家に帰ってからでも挑戦できます。参加は無料。11月27日(金)までに公式サイトから答えを送ると、抽選でヒノキの香りのスプレーや内子杉の曲げわっぱなど「森の品」がプレゼントされます。

出典:PR TIMES

魔物の正体は、森が抱える課題そのもの

3体の魔物には、モデルがあります。

「ホムラこぞう」は山火事、「クズレおに」は土砂崩れ、「コボクじい」は倒木。どれも、手入れが行き届かなくなった森で起きることです。

だから魔物の弱点も、「枯れ草のない、手入れされた森」「間伐されて、根を張った森」「伐って、使って、また植える森」。

謎を解いて封印の言葉を集めるほど、下刈りや間伐、再造林といった林業のことばが、自然と頭に残っていきます。

林業が抱えている課題を、企業側が「教える」のではなく、参加者が謎を解きながら気付きを得る。
説明を読むより、自分で解いた答えのほうがずっと覚えていられる。その順番がうまいと感じました。

木を切らない林業会社が、森の入り口をつくる

武田林業は、伐採も製材もしない「きらない林業会社」です。

林業を題材に、企画やデザイン、教育、プロダクトで森の課題に向き合ってきました。

日本は国土の約7割が森林なのに、林業で働く人は約3,000人に1人。山はいつも目に入っているのに、入ったことがない人がほとんどです。

同社が掲げる「森の入り口づくり」の、今回の入り口が謎解きでした。

60年前の手紙にも、ちゃんと役割があります。

いま当たり前のようにある森は、だれかが植えて、育ててくれたもの。最後の謎を解いた人は、手紙の差出人からのメッセージを受け取ります。森を歩いた帰り道、目の前の木の見え方が少し変わりそうです。

チャレンジみっけ!

今回見つけたチャレンジは…

  1. 林業を説明するのではなく、謎を解くうちに森の仕組みがわかるようにした点(ゲーミフィケーション)
  2. 山火事・土砂崩れ・倒木という森の課題を、3体の魔物として描いた点(課題のキャラクター化)
  3. 木を切らない林業会社が、森に人を呼ぶ「入り口」をつくった点(本業の再定義)

わかさ生活もみっけ!

わかさ生活も名古屋・大須で、ミステリー専門の書店「謎解き生活」で気になるイベントを開催中なんです!

2025年10月23日のオープンから、この秋で1周年を迎えた「謎解き生活」は、話題の新刊から貴重な絶版古書まで、国内外のミステリーがずらりと並ぶ書店。
その一室で行われているのが、謎解きクリエイティブチーム「KAGENAZO」とのコラボによる、ルーム型の脱出ゲーム『語りかける古書と呪われた部屋からの脱出』。

舞台は、小説家を目指していた青年が忽然と姿を消した下宿部屋。外の音が遮られた静かな部屋で、本棚に並ぶミステリーの名作そのものが手がかりになります。森の実物を手がかりにする「森林迷宮」と同じように、本屋さんだからこそつくれる謎です。

制限時間は40分、1回最大5名で、前売りは1人3,500円。公演期間は11月30日(月)まで。
初心者向けなので、謎解きデビューにもぴったりです。

名古屋に行ったら、ぜひ大須で名探偵になってみてくださいね。

出典:PR TIMES

一緒に考えてみよう

今回のチャレンジは、森が抱える課題の「伝え方」にありました。

山火事や土砂崩れの話も、正しく説明するだけでは、聞き流されてしまうことがあります。武田林業は、それを魔物の物語にして、参加者が自分で答えにたどり着く形に変えました。同じ課題でも、伝え方しだいで受け取られ方は大きく変わります。

あなたなら、人に知ってほしい課題を、どうやって伝えますか?

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook

連載

林業会社がつくった、森を歩く謎解きみっけ! 木と石と米のプロが集結! 食卓サイズの餅つきセットみっけ! 偉人の顔がどアップすぎる「かるた」みっけ! 能登の”折れなかった木”でつくるボールペンみっけ! ご当地めぐりのすごろくがデザインされた雑貨みっけ! 本好き必見! パッケージが文庫本カバーになるお茶みっけ! フィギュアを連れ出すためだけのバッグみっけ! 手を使わずに靴が履けちゃうアイテムみっけ! 遊ぶ・飾る・片付けるが一台に。レゴ好きキッズのための木製テーブルみっけ! 運動後の「落としすぎ」問題を解決する洗顔みっけ! “スヌーズ無限ループ”から救ってくれるデバイスみっけ! 製紙会社×短歌の異色コラボみっけ! 涼しさが”復活する”アームカバーみっけ! 札幌で「トキワ荘」みっけ! バッグごとムーブに組み込める!? ダンサーが本気でつくったバッグみっけ! 漂着プラスチックが世界に一つの宝物に。唐津発「アップサイクル土産」みっけ! 現場の声から生まれた「桃を運ぶためだけ」のトートバッグみっけ! 旅先で”現地の人”と食事!?ミールステイみっけ! 推しが耳元で囁く…癒やし全振りイヤホンみっけ! 鋳物から香り!? 驚きのアップサイクルお香みっけ! “着る日傘”!? この夏オススメの遮熱ウエアみっけ! ワンちゃんも「ヒー!」!? わんムーチョみっけ! あのランボルギーニを蹴れる!? 驚きの公式ボールみっけ! おしゃれは指先から! “リップスティック”発想のキーボードみっけ! コーチ不在でもOK。未来のパートナー級AIテニスロボットみっけ! 福祉を支える、「夜の」推し活みっけ! 常識をぶち破る世紀末ガイド!? 『るるぶ北斗の拳』みっけ! ねるねるねるね40周年!シールは40種類、止まらないコンプ欲みっけ! 寺で“ととのう”新提案!寺活みっけ! 猫と“もしも”を一緒に考える、防災グッズみっけ! 基板がマステに!? 技術愛あふれる文具みっけ! 懐かしさが進化して帰ってきた!フィルム型トイカメラみっけ! 伝統芸能が英語で羽ばたく。日舞レッスン革命みっけ! 常識をくつがえす新発想!光るマグみっけ! 落とすたび、肌が変わる。アップデートされた美容液みっけ! 名前を呼ぶたび地域が好きになるカードゲームみっけ! 社会問題を解決する「代替のり」みっけ! ガチャでダイヤ!? 大人すぎるセボンスターみっけ! 心をととのえる新習慣みっけ! そんなことあり!? 夜道を味方にするスマート防犯アクセみっけ! そんなことあり!? 意外なスペースを活用したゲーミング防災セットみっけ! 商品とともに生産者本人がやって来る!? 日本一高級な“10万円”ミニトマトみっけ! 爪や指先を挟まない、新発想のキーリングみっけ! 1000年前のビールみっけ! 誰もが安全に歩ける未来みっけ! ニッチだけど共感しかない「レーズン抜き」の「レーズンサンド」みっけ! インテリアにもなる防災グッズ、みっけ! 「世界初」クラウドフィッティングの補聴器みっけ! 吹いて、食べる!? “お菓子”な楽器みっけ! 未来の教習所!? VRで乗れるシニアカー体験型シミュレータみっけ! 歌詞からアートを生むスピーカーで、音楽を“観る”未来をみっけ! 財布の常識をひっくり返す“小さな建築”みっけ! 常識をまたいだ扇風機、『またせん』みっけ! 韓国で15,000台突破!紙でつくるドローンみっけ! 酵母が主役の酒造り!?未踏の発酵表現みっけ! 推しの”声”が香水に!?五感で楽しむ新しい推し活、みっけ! 世界初!富士山ヒノキのサングラスみっけ! 「つるかめ算」Tシャツ!? 数学モチーフのファッションアイテムみっけ! 30周年記念!エヴァ×釣り具の本気コラボみっけ! 世界初のAIパワースーツみっけ! 応援するキモチから始まる、新しい旅みっけ! 夏到来!ロボットも衣替え?ロボット向けアパレルみっけ! 幕の内弁当の”端材”が主役に…サステナおむすびみっけ! 「ふーふー」してくれるロボットみっけ! 「トップシェフ×ご当地グルメ」みっけ! 超絶技巧…演奏できちゃうガラスのバイオリンみっけ! 新発想!愛犬と一緒に楽しめるシフォンケーキみっけ!
         記事一覧へ

チャレンジみっけ隊