新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、子どもがブロックで遊んだ後の「散らかり問題」を、遊び場ごとまるっと解決してくれる木製テーブルです!
床を埋め尽くすカラフルなブロックを思い切り踏んでしまった瞬間の、あの電撃のような痛さ。
子育てをしていれば誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。
「子どもが楽しんでいるから」と半ば諦めながらも、リビングを占拠するブロックにため息をついているパパ・ママも多いはず。でも、その”仕方ない”をまるごと解決しようとした木工職人がいました。
「遊ぶ・飾る・片付ける」がひとつのテーブルに。石川発のレゴ専用収納テーブル「トレイゴト」登場

株式会社もりもり工房(石川県羽咋市) が開発したレゴ専用収納テーブル 「トレイゴト」 が、2026年6月4日(木)20:00より公式オンラインショップ・楽天市場店で販売開始されます。
「トレイゴト」最大の特徴は、1台に 「遊ぶ・飾る・片付ける」 の3機能を詰め込んだ設計です。
- 遊ぶ: 天板にはレゴ専用マットを配置。パーツが見つけやすく紛失しにくい、集中できる創作スペースを確保

- 飾る: 完成作品をそのままキープできるトレーを搭載。せっかく作った大作を「もう解体しよう」と言わなくていい

- 片付ける: 色ごとに分類して収納できる仕掛けで、子どもが自発的に片付けたくなる工夫あり

サイズは幅30cm×奥行30cm×高さ30cmのコンパクトな木製設計。石川県羽咋市を拠点とし、2024年創業のもりもり工房が手がけた、地方発・職人仕上げの1台です。

出典:PR TIMES
「踏んで痛い」も「壊したくない」も、どっちも正解だった
この商品が面白いのは、「親の都合」と「子どもの夢」をどちらも切り捨てなかった点です。
多くの家庭では、子どもがレゴで作った大作はリビングの床に”鎮座”し続けます。
子どもは「壊したくない」し、親は「片付けてほしい」。
プレイマット系製品は「まとめて片付ける」ことしかできず、完成した作品を「飾る」場所まで提供してくれるものはありませんでした。
「トレイゴト」は、そこに踏み込みました。
遊んだ後もテーブルの上に作品をそのまま展示できる設計は、子どもの「やり遂げた!」という達成感をリビングに残したまま、床をきれいに保つことを両立しています。
このプロダクトが証明したのは、「ちょっとした不便は仕方ない」と諦めていたことの中に、実は解決できるものが眠っているということ。
子育て世代が「これがあったらよかった!」とSNSでシェアしたくなる、リアルな共感力を持った一台です。2024年創業のスタートアップが、地方から発信したプロダクトという文脈も、今の時代にフィットしています。
チャレンジみっけ!
今回見つけたチャレンジは…
- 対立するニーズを同一プロダクトで解消した点(コンフリクト解決型プロダクト戦略)
- 「遊ぶ→飾る→片付ける」という行動導線ごとに機能を設計した点(UXドリブン設計戦略)
- 地方発・少量生産の職人ブランドとして、大手には真似できない丁寧な世界観で差別化している点(ローカルクラフト戦略)
一緒に考えてみよう
子育ての「あるある」は、長年「仕方ない」として受け入れられてきたことの集積です。でも「トレイゴト」は、そこに正面から挑んでみせました。
子どもが生まれると、散らかったおもちゃを「片付けなさい!」と怒った親の気持ちも、「もう少しだけ!」と駄々をこねる子どもの気持ちも、両方わかる。そんな立場になって初めて見えてくる課題が、新しいプロダクトを生み出すきっかけになることがあります。
身の回りの「なんとかならないかな」と思いながらも諦めていることの中に、次のヒット商品のタネが眠っているかもしれません。あなたの「これがこうだったら良いのに」というものは何ですか?