若い視点で再発見する富山の食文化ー酒粕メニューを通じた学生コラボ企画

  1. TOP
  2. 47都道府県ニュース特派員
  3. 若い視点で再発見する富山の食文化ー酒粕メニューを通じた学生コラボ企画
47都道府県ニュース特派員
  • 若き挑戦者
  • こだわりフード

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook
若い視点で再発見する富山の食文化ー酒粕メニューを通じた学生コラボ企画

こんにちは、DEKIRU!特派員・富山県担当のみおです。

忘年会のシーズンですね!私はいまだに「普段どんなお酒飲むの?」という質問の正解がわからないのですが、やっぱり北陸生まれ北陸育ち、日本酒が大好きです!

富山市内のお気に入りの居酒屋にて。

富山といえば美しい山々、立山連峰、海の幸、そして豊かな食文化。今回ピックアップするのは、そんな富山の魅力を、学生と企業が一緒になって形にしたのが「バール・デ・美富味」で行われたコラボイベントです。

酒米づくりから日本酒へ 学生が関わった「ものづくりの背景」

2025年12月5日(金)、富山市の「バール・デ・美富味」で開かれた特別イベントは、地元の学生と企業が手を組んで企画されました。主催したのは、都市を拠点にしながら地方創生にも力を入れる企業で、今回は富山国際大学の学生たちと共同で、“酒粕”を使った特別なメニューを披露しました。

富山国際大学の学生たちは、八尾地域の農家や酒蔵と連携して、酒米の栽培から日本酒づくりまでを体験するプロジェクトに取り組んできました。その成果として生まれた日本酒「Begin(ビギン)」。その副産物である酒粕を使って、学生自ら考案した3種類のおつまみを来場者に提供しました。

当日は学生が英語と日本語の二言語で作成したチラシを片手に、国内外から訪れたお客様と直接コミュニケーションする場面もあったようです。地域の人と観光客をつなぐ、学生ならではの視点が光る夜になりました。

「食」をきっかけに広がる、地域との関わり方

このイベントの一番のおもしろさは、「食」を入り口にして、富山の文化や地域資源を再発見しているところです。

酒粕や日本酒と聞くと、どうしても“飲む”楽しみだけを思い浮かべがちですが、今回の企画はそこから一歩踏み込んで、素材の背景や価値を味わいながら伝えていくことを目指していました。学生たちが自ら関わった酒造りのプロセスを話す様子からは、地域への愛着や誇りが自然と伝わってきます。

さらに、英語を交えて発信する姿は、富山の魅力を国内だけでなく海外の人にも届けたいという意欲の表れでもあり、単なる地元イベントの枠を超えた挑戦だと感じました。

私も留学中、日本茶や富山の「ますの寿司」を英語で紹介し、提供する経験をしたことがあるのですが、想像以上の反応をいただけることが多くあり、日本食のポテンシャルを感じました。

自作のプレゼンで日本茶を紹介している様子。

今回の取り組みは、地域文化を“教わる”だけでなく、自分の言葉で“伝える”ことを大切にしている点がとても印象的でした。酒蔵の歴史、農家の想い、そして学生たちの創意工夫——それらが一皿のおつまみや一杯の日本酒に詰まっています。

富山の魅力は、まだまだ深掘りできる余地がたくさんあります。あなたなら、どんな地元の味とストーリーを見つけて、どう伝えていきたいですか?

出典

富山の学生とともに地域の魅力を再発見― 酒粕×日本酒で紡ぐ“地元の味” ―「バール・デ・美富味」にて学生コラボイベント開催

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook