畳の可能性を開拓する 内藤たたみの内藤隆志さん

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畳の可能性を開拓する 内藤たたみの内藤隆志さん

よっしゃ!

やっと電話が鳴りました。相手は前回、取材させていただいたエコプロコートの長尾さん。早速、電話に出てみました。

浦田くん、こんにちは。職人さんを探しておられましたよね?
畳の職人さんなんて、いかがでしょう? つながりがあるので。

もももももちろん! スーパーウルトラ大歓迎です!(大喜び)

それでは、この日のこの時間に横浜市港南区の内藤たたみ株式会社さんに行ってみてください。
頑張ってくださいね♡

そして、当日。

横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」から歩くこと10分。内藤たたみさんに到着

こんにちは〜。エコプロコートの長尾さんからご紹介を受けた浦田です。

お待ちしていましたよ。今日はよろしくお願いします。

挨拶しながらも、なんだか気になる機械を横目でチラリ

畳屋さんの仕事とは?

早速ですが、畳職人さんってどんなことをするお仕事なのでしょうか? 畳を手で縫っているイメージがあります。

そこから解説しましょうか。
まず、畳屋が行っていることは、大きくふたつ。新しい畳を作って物件に入れることと、畳のメンテナンスです。
新規で畳を入れる場合は、お客様と話し合いながらどんな畳が良いのかを決めて、畳を作って敷くところまで行います。お客様は個人の方の場合もありますし、店舗や施設の担当者さんの時もあります。設計士さんの案件もありますね。その時々で、さまざまです。
畳のメンテナンスとは、主に畳表の交換です。畳床という芯材がへたってなければ新しい畳表に縫い直して敷き、納品になります。

畳表とは表面のことで、畳床とは中に入っている芯のようなものでしょうか?

その通りです。あと、畳のパーツには畳縁(たたみべり)という畳の長辺部分に縫い付ける帯状の布があります。基本、畳床、畳表、畳縁から畳はできています。

作業場にはカラフルな畳縁がたくさん。和モダンな畳に使用するそうです

見たところ大きな機械がふたつありますが、これで畳を作っていくのでしょうか?

そうです。先ほどおっしゃっていたように、かつて畳は職人が手縫いで作っていました。でも、それは昭和の後半くらいまでですね。高度経済成長期の頃には、すでに機械化が進んでいました。今でも手縫いで畳を仕上げる職人はいますが、素材の変化や生産性の課題から、業界全体として機械化が進んでいるのが現状です。

ということは、内藤さんが畳職人さんになられた時には、すでに機械化されていたのでしょうか?

そうですね。でも、機械化とは言っても根本的に手縫いの工程や技術が分かっていなければ畳は作れません。手作業で行うことが機械での作業となっただけで、頭や目は自分ですから。

例えるなら、建築や造園で重機を使うこともあるし、調理人がフードプロセッサーを使うようなイメージでしょうか。

そのイメージですね。ですから、私は手縫いで畳を作れます。あれを見てください。手縫いの国家資格技能検定証書や、ものづくりマイスターなどの認定も取得しています。

内藤さんの技術の高さを証明する検定証書や認定書の数々

実は同じ1畳でもサイズが違う!? 意外な裏事情

畳屋さんって季節性はあるのですか?

本来、年末に多くの仕事を受け、年明けに施工することで1〜2月の仕事量を安定させる流れが理想です。しかし年末の受注が少ないと、その見込みが立たず不安定になってしまいます。

忙しい時期と暇な時期をコントロールするように畳を作り置きできないのでしょうか?

残念ながらできないんですよ。

作業をしながらインタビューに答えてくれる内藤さん

い草の香りや色が落ちてしまうからですか?

いえいえ、畳ってすべてオーダーメイド品なのです。現地で採寸して、それから最適なサイズの畳を作っていきます。

ん??? 畳って一畳のサイズは決まっていますよね?

基準のサイズは決まっています。でも、畳って微細にすべて違うサイズなんですよ。

えーーー! どういうことですか?

例えばこれをご覧ください。

もはや暗号。素人には何を書いているのかさっぱり分からない畳屋の図面。これは三畳間

な、なんじゃこりゃぁ〜! まったく分かりません。

例えば六畳間の6枚の畳ですが、全部サイズが異なります。そして、その場所のその向きにしか入らないようにできています。

何のためにそんなことを?

住宅って新築でも微細に曲がったり歪んだりしているので。そのズレている分の帳尻を畳で合わせてピッタリと隙間なく敷き詰めています。

四畳半が正方形、六畳が長方形ではないということでしょうか?ミリ単位の世界では。

はい、そのとおりです。ただ、畳屋は昔からあるのでミリやセンチでなく尺貫法を使用しています。

尺寸の目盛りがついた専用の物差し「尺杖(しゃくづえ)」。赤い四角は関東間、黒い三角ふたつは京間の基準位置とのこと

へー! 知りませんでした。
ということは、畳って裏返して使ったりローテーションして使ったりできないということですか?

裏には畳表が付いていませんから、基本的に畳は表だけを使用します。そして、すべて異なる形なので移動もローテーションもできませんね。
よく「1階の畳が古くなってきたから、あまり使用していない2階の畳と入れ替えてほしい」と言われます。そして、毎回できない理由を説明しています。

ということは、採寸ミスがあったら大変ですね…。

何度か畳を敷きながら「あ!これはマズイ」というミスをしたことがあります。もちろん、その後にちゃんとしたサイズの畳を再納品しましたが、経営的にはダメージですよね。今も作った畳を敷きに行くときは一発勝負のような緊張感があります。

畳を折る機械。写真では見えづらいですが微妙に平行ではなく曲げておられました

畳業界は今、どのような状況なのでしょうか?
畳部屋があるお宅が減ってきているような…。

市場は縮小の一途を辿っていますね。畳部屋がないお宅が増えたので。一部屋すら和室がない家もかなり増えています。あと、人口減少や住宅着工件数などの観点もありますし、実家じまいによる売却などのケースも多いらしくて。

私、和室好きですよ。畳でごろ〜んって最高じゃないですか。うち、リビングの横に6畳とはいえ和室があります。素足で歩けて寝転べるので、あって良かったと思っています。

うれしい!
まさにそれが和室の醍醐味ですね。現在はいろんな畳表がありますが、特に昔ながらのい草で作った畳は香りが格別です。

あ〜! 新しい畳の香り!
なんだか鮮烈さと癒しという相反する良さが相まって独特の感じがありますよね。
あと、特に夏!
「おっと、うたた寝してしまったか…」なんて、板の間じゃ無理です。畳だから許される幸せ。

分かっっってるじゃないですか(力こぶ)。
そうなんですよ。畳って本当に良いものなのに、選ばれなくなってきていて(涙)。

なんでなのでしょうか…。単純に和洋混合になると、インテリアのノリがバラけるからとか、あとは収納を自由に作りづらいとか。

浦田くん、考察のプロですか(笑)。それらの要因は大いにあります。ですから、待つだけの商売をやめて、さまざまな取り組みを進めているところです。そうでないと、本当に畳業界が衰退してしまうので。

私は畳業界の組合に所属していますが、横浜市内で20代の畳屋さんは5人いないかもしれません。実際に私が会ったことがあるのは2人だけ。畳屋さんって、い草農家さんや卸の人たちと連動して仕事をするので、商売を辞めてしまったらい草農家さんも立ち行かなくなってしまいます。なので、お客様と直接やりとりする我々がい草農家さんの運命も背負っているのです。

高齢化により廃業した畳屋の先輩から受け継いだ畳包丁。このような道具の生産者も減っています

新しい取り組みも続々

漆器や堺打刃物、西陣織、熊野筆なんかも分業制と聞きます。これは、フローリングに負けていられませんね!

そうですね。でも、私を浦田くんに紹介してくれたのは、フローリングにコーティングをするエコプロコートさんですよ(笑)。

あ、そうでした!
フローリングは商売敵にはならないのですか?

それがですね、ならない考え方があると気付かされました。双方、床という共通の商圏ですが、だからこそタッグを組めるのかなと最近は考えるようになっています。

確かに、お客様が住宅の間取りを検討する段階なら和室か洋室かで競合になりますが、建ってしまってからは、お互いの施工領域が完全に異なりますね。

最近、建材の業界では新素材がたくさん開発されています。その中に、ペット用の畳表が出てきたんですよ。それを使った畳が、当店で販売中の『ペットと共生する次世代TATAMI 【Re Face】』というものです。

PVC織物という素材でできていて、滑りにくい、傷がつきにくい、耐水性があるということでワンちゃんや猫ちゃんを飼っておられるお宅にアピールしています。

これがペット用の畳、次世代TATAMI 【Re Face】。室内コーディネートにも良さそうな色です(カラーバリエーション多数あり)

この素材でも、今までどおりの畳を作る工程と同じですか?

はい、畳表が新素材というだけで、作業そのものは従来の畳と同じです。

エコプロコートさんも、『愛犬の床』というワンちゃん用のコーティングがあると言っていました。

先ほど浦田くんのお宅にはリビングの横に和室があるとおっしゃっていましたよね?
もし浦田家でワンちゃんを飼っているとしたら、リビングをエコプロコートさんで、和室をうちでとなりませんか?

うわー、そういうことですね。大人だ! ビジネス脳だ!

実際にエコプロコートさんと組んでいるわけではないのですが、可能性は話し合ってみたいですね。経営をきちんと考えると、「なるほどそのような切り口があるのか!」と気付かされます。

エコプロコートさんも横浜家具製作所さんも横浜の中小企業家同友会の仲間なんですよ。みんなで経営を学んでいます。本来、私は職人ですから、そのような視点を持っていなかったので。今、その勉強が楽しくて楽しくて。そもそも、父の代なんて営業すらしていませんでしたから、誰も教えてくれなかったのです。

個人事業時代から続く作業場兼店舗。昔ながらの畳店として、親子2代に渡り地域で仕事を続けてきた。【提供】内藤たたみ株式会社

営業しなくても良いって、お父様が凄腕で人気があったということですか?

いえいえ、父が特別という話ではないです。業界全体がそうでした。先ほど話題にも出た洋間と和室の比率って昔はいかがでしたか?

古民家なんてほとんどが和室ですね。

しかも、父の世代は高度経済成長期もバブル経済もありましたから。電話さえ置いておけばいくらでも仕事が飛び込んできたのです。でも、その需要がじわじわと減っていきました。

確かにうちの親戚を思い浮かべてみると、世代ごとに「必ず畳の部屋が必要だ」「一部屋くらいは畳の部屋がほしい」「畳の部屋は不要」という年代がグラデーションのように緩やかに変化しているような。

その当時に「畳なんて不要だ」と言われたら、畳屋の誰しもが対策を考えたはずです。でも、緩やかな減少だったから誰も動けませんでした。でも!

でも?

私は次の世代に畳を残したいので、奮闘しています!
まだまだ工夫していることがあるので、せっかくですから紹介させてください。

ぜひ!

とある設計士さんから「できるか?」と言われたので挑戦してみたのが、畳表を家具に使うことです。

畳を家具に?
どのようなものなのでしょうか?

沖縄・照間産ビーグを建具面材として使用した事例。和室だけではなく、現代建築にも馴染む素材に。【提供】内藤たたみ株式会社

このような感じに仕上げてみました。床に敷くという概念から完全に脳を切り離して、悩んで考えて作りました。

新しい! なんか和モダンって感じですよね。素晴らしいです!

あと、介護施設の床もあります。

そうか!
職人さんって技術があるから、自身のノウハウを使って他業種の課題解決を行うというわけですね。

そのとおりです。畳表には滑りにくくて耐水性がある新素材を使用しています。また、クッション性を上げるような畳床を仕入れています。

すごい工夫の数々!
一方で、新素材に活路を見出すということは、それほど、従来のい草の畳は需要と供給が難しいものなのですか?

難しいのは確かです。でも、い草を使った畳ほど温かみがあるものってないんですよ。いかに新素材が機能性やバリエーションで優れていても、温かみという点だけについては天然に勝るものがない。代替は存在しないですね。

内藤さんも天然のい草を使った畳が商品にあるんですよね?

はい。沖縄の照間ビーグというい草です。い草のことを勉強したいと農家さんを訪ねて見学させてもらったら惚れ込んでしまって。

これが照間ビーグの畳表!

照間ビーグの特徴は、日本で最大の生産地と言われている熊本のように泥染めをせずに仕上げることです。だから、天然の色合いのまま。ちょっと太めで強い素材なので目もくっきり出ます。

私はこれに惚れ込んでしまって。「ぜひ、うちで使わせてくれないか」と農家さんに頼み込んで使わせてもらえるようになりました。そして、昨年は「専属契約をさせてほしい」とお願いに行きました。

結果はどうだったのですか?

契約を結ばせていただきました。その代わりに刈り取りを手伝いに行きますと。

昨年の6月も妻と二人で行ってきました。うちの玄関に使っているので後でぜひ見てください。

いやはや手触り(触った感想ですが、正確には歩くところなので足触りでしょうか)が最高ですね。ちょっと太くて丈夫な感じを紺の畳縁でまとめているのがオシャレです。

内藤家の玄関。泥染めをしない照間ビーグは、い草の色がよく出ていて上品。

大事なことを聞き忘れ。「畳ってどうやって作るんでしょうか」

そういえば、畳ってどうやって作るのでしょうか?

先ほど話したように、畳は畳床、畳表、畳縁からできています。採寸して決めたサイズになるように畳床を整形して畳表を縫い、畳縁を縫って作業は完了です。
つまり、縫う作業も大切ですが、その前の段階が非常に大切ですね。

段取り八分(準備が8割)ってやつですね。

畳床ですが、今ではメーカーさんが、木のくずを固めた板状のボードを芯材にして、断熱材と不織布を裏表に重ねたもので作っています。でも、少し前までは藁を圧縮して縫って作っていました。

かつては稲藁だったが、現在の一般的な畳床はこのようにボードと断熱材が層状になっている模様

ここでも藁問題が。
私、お庭屋さんの知り合いが多いのですが、いつも彼ら彼女らは藁を探し求めています。土塀を作るときに泥に混ぜ込んだり、門松や藁ぼっちに使ったりするのですが手に入らないと。

ハーベスターで刈るようになってからは天日干しをしないのでなかなか手に入りませんね。上質なものや無農薬となると、なおさらです。

一方で、先ほど新素材が台頭していると話されていましたが、こちらについてはいかがでしょうか?

新素材はすごいですよ。カラーバリエーションだけでも30種類以上あります。設計士さんがコンクリートの打ちっぱなしのところに灰色の畳を入れたりする現場もありますね。機能面でも耐水性などは、かなりのものだと思います。

今の時代は、メンテナンスフリーが最も重視されていると感じています。でも、私たちの後ろにはい草農家さんもおられるわけで。

い草農家さんって、い草だけを育てているのですか?

照間ビーグは生産量が非常に少なく、強度と独特の風合いが特徴。自然の中で育った素材そのものの美しさを活かしているそうです。【提供】内藤たたみ株式会社

たいていは二毛作をされています。
11月くらいにい草の田植えをして、6月の半ばから7月の半ばにかけて刈り取ります。その後、数日内に次は米の田植えをして10月半ばに刈り取りです。稲藁が養分になって、それでい草が育つとか。自然の摂理ってすごいですね。

ところで、内藤さんはどうして畳屋さんになられたのですか?

地域の中学生の職業体験で訪れた生徒からもよく聞かれるのですが、親が畳屋だったからというのが最大の要因です。畳屋あるあるですね。

父は福島県の相馬というところから横浜に出てきて畳職人になりました。修業時代は過酷だったみたいで、飲めばそのボヤキをよく聞かされましたよ(笑)。

それでも、「継ごう」とか「やろう」と思わないと戻ってこないのでは?

それはその通りですね。
当時、私は野球をやっていて、将来は野球に関連する仕事に就こうと思っていましたが、偶然、知人に誘われてアパレル業界に就職しました。そこで3年働いた後、家業の畳屋を継ぐことになりました。

もっと深掘りしたいくらいの振れ幅ですね(笑)。

そういえば先ほど、畳替えについて話されていましたが、畳ってどれくらいの周期で張り替えをするべきでしょうか?

昔なら目安は3〜5年でした。でも、今は服に破片が付くほどボロボロにならないと声をかけてもらえませんね。畳床は途中で修理の可能性はありつつも、25〜30年程度は持ちます。

畳ってグレードの上下はあるのですか?

さまざまな畳表が天井の棚に収納されていました

はい、あります!
良いい草は、長くて目が詰んでいます。畳表を織り上げるのは農家さんの役割ですが、その際に長いい草の良いところだけを集めて織ったものが極上品になります。それではちょっと作業してみましょうか。

あ! これが琉球畳!
機械のガイドに平行ではなく、少し斜めにして切っておられますね。これがズレ!
かなりの技術が必要な仕事ということが分かります。

この筋を付けて曲げるだけに見える作業ですが、ここの精度が甘いと畳床に縫い付けたときに浮いてしまうんですよ。ピシッとした畳になりません。ですから、折り目をつけるのはとても大切な工程です。

めちゃくちゃシビアですね。

ただ、機械があるおかげで体はとてもラクです。父親とやっていた初期は手縫いでしたから(笑)。

こっちの機械は寸法を打ち込むのですね。

そうです。入力した数値に合わせて、おおよそのサイズで裁断してくれます。

そして、こちらが両用機。「平刺し(ひらざし)」と「返し縫い(がえしぬい)」の両方の縫製工程を一台で行える自動ミシンになります。

機械が主流になってきたというお話でしたが、手でしっかりと目打ちを打ち込んでおられますね。

手縫いの頃は体力仕事だった縫いの工程。今は機械が縫いますが、それでも人の目と手が必要です

そうです(笑)。全自動ではありません。折るとか、縫うとか、そのような作業を機械が代わりにやってくれるだけで、きちんとした畳にするには人がたくさん手を入れなければならないのです。

これは框縫いの機械ですね。畳縁を縫う機械です。ミシンと一緒で、下糸専用のボビンが入っていて縫い進めていきます。

畳の可能性をさらに広げていく

畳屋さんの仕事、全然知りませんでした。

少し前までは当たり前だったことが、希少な世の中になっていますよね。

数年前に売り上げがガクンと落ちたことがあって、その時は自らを絶滅危惧職種だと思っていました。でも、いろいろ工夫をして経営を学んで再浮上の機運に乗っている今、畳屋は天然記念職種になれるのではないかと本気で考えています。

超前向き!

今日、お仕事を見せていただいて、畳屋さんの難しさと面白さが分かりました。
難しさは、時代を超えたお手本が残されていないこと。建物なら奈良時代のものも現存しています。遺構なら縄文時代まで遡れるわけで、目に見える参考資料がたくさん存在しています。一方で、畳にはこれが戦国時代の畳だというものがないので。

床の間がある和室を琉球畳でリニューアル。一気にモダンな印象に。【提供】内藤たたみ株式会社

だからこそ現世代の職人たちが創意工夫をしやすいという観点もあります。これからどのように畳が進化するのか。一人ひとりの畳職人に委ねられているのではないでしょうか。畳の温かさ、良さ、可能性をもっと世の中に広げていきたいですね。

最後に畳み込むように良いことをおっしゃっている(笑)。
個人的には畳がある家に住んで幸せです。「日本文化だから」と言う前に、快適なんですもの。

別に立派なことを言う必要なんてないですよね。「畳が好きだ」と言ってくださるだけでもモチベーションが高まります。

本日は、ありがとうございました。

ありがとうございました。せっかく近所なんだから、畳の張り替えはうちで頼みますよ〜。

当然であります!
今後とも、何卒よしなに。

内藤たたみ株式会社の内藤隆志さん

今回取材した企業DATA

会社名:内藤たたみ株式会社

代表者:内藤 隆志

所在地:〒233-0013 神奈川県横浜市港南区丸山台2丁目30番10号

お問い合わせ:公式サイトのフォームをご利用ください

公式サイト:https://www.tatami-7110.com/

YouTube:https://www.youtube.com/@内藤たたみ株式会社

Instagram:https://www.instagram.com/7110_tatamiten/

ライター紹介

浦田浩志(EDGEs/YouTubeInstagramnote
得意:インタビュー記事、コンテンツ企画。
兵庫県神戸市出身、神奈川県逗子市在住。大学を卒業して入社した広告代理店で、求人広告の制作を担当。いきなりボスから「女性の求人を書くときは、君は女性になりなさい」という謎の教育を受ける。社長取材などを多数担当したことで、心臓に毛。近年は、初の永世七冠を達成した棋士の方や「宮さんがぜーんぶ破っちゃったの」と語ってくれた方、「問うな、踊れ、そして生きろ」という名言の方など、著名人も取材。一方で、大学時代からバックパッカーとして50か国以上を訪問。子連れでSUPを持ち込みインドへ行くなど神出鬼没。つながりがある造園関係者は100名以上、取材した鍛冶屋は50件以上を数える。

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