イントロダクション
HAPPY!
“本”と“ことば”がなにより大好き、いっちーです!
絵本と聞くと、“子どもが読むもの”“子どもに読み聞かせるもの”というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
でも、実は大人になった今だからこそ気づける絵本の魅力もあるんです。
絵本専門店『えほん生活』では、そんな大人たちが絵本を楽しみ、語り合う“大人のための読み聞かせ会”を開催しています。
いったいどんな会なのか。そして、なぜ“大人”に向けた読み聞かせ会なのでしょうか。
今回は、担当者のみさきさんに“大人のための読み聞かせ会”の魅力と、12月6日に開催される“クリスマス特別バージョン”についてお話をうかがいました!
それじゃ~いってみよー!
“大人のための読み聞かせ会”について
まず気になるのが、なぜ“子ども”ではなく“大人のための”なのかということ。
どうして大人に向けた読み聞かせ会を始めたのでしょうか。
大人の方でも絵本を読む方ってたくさんいらっしゃるんです。
絵本を読んで「懐かしいね」って話したり、絵本について語り合ったり。せっかく絵本専門店なので、そういう交流ができる時間をつくりたい、というところから始まりました。
それに、大人だからこそ気づける絵本の魅力もあると思うんですよね。
子どものころに読んだ絵本でも、大人になってから読むと全然違う印象を受けることもありますし、今は海外の絵本を中心に、大人向けの作品も結構あります。
そういう絵本をみんなで読んで、それぞれが感じたことを語り合いながら、一冊の絵本をどんどん深掘りしていく。そんな会になっています。
“大人のための読み聞かせ会”には“交流編”と“講座編”があるんですよね!
それぞれどんなことをするのか教えてください。
まず、交流編は、絵本が好きな大人たちが集まって、自由に交流する会です。
紅茶とちょっとしたお菓子を楽しみながら、自分の好きな絵本を紹介したり、みんなで絵本について語り合ったりします。
交流編、楽しそうですね! みなさん、どんなことを話しているのでしょうか。
毎回テーマを決めて話していますね。
ただ、そこは意外とゆるくしています。例えばそのテーマに合う絵本が家にない人も、自分の好きな絵本を持ってきてもらったり、お店の見本から選んでもらったりして、ゆったりと好きな本について話す、といった感じですね。
他にも私たちスタッフが読み聞かせをすることもありますし、講座編で学んだことを実践したい方に読み聞かせをしてもらうこともありますね。本当に大人同士で絵本を楽しみながら交流する回って感じです。
講座編は、絵本専門士の方や、読み聞かせや朗読のプロの方に来ていただいて、読み聞かせのコツを学ぶ会です。
絵本の開き方一つから、この作品は淡々と読むのか、感情を入れて読むのか、作中に音が出てきたら声に出して読むのか、読まないのかという細かいところまで教えていただきます。
なるほど! てっきり講座編は演技を学んだり上手くなる場なのかなと思っていました。そういう場ではないんですね。
そうなんですよ。
というのも、読み聞かせって単純に演技をすればいいわけじゃないんですよね。
むしろ演技をすることで、子どもたちの想像力が広がりにくくなる作品もあります。
逆にキャラクターがたくさん出てくる作品なら、声を変えて読んでみることもあります。
そういうふうに“子どもたちにどうしたら伝わるのか”を、プロの方と一緒に考えながら深掘りしていくのが“講座編”です。
“交流編”と“講座編”、話をうかがっていて、かなり雰囲気が違うことがわかりました!
それぞれどんな魅力がありますか。
交流編はリピーターの方が多くて、参加者同士で仲良くなれるところが魅力ですね。
仲良くなった二人が「今度は一緒に来よう」って誘い合ってくださることもあって、和気あいあいと絵本を楽しみながら、人とのつながりも生まれる会になっています。
一方で講座編は、一般のお客様だけでなく、司書の方や保育士を目指している方、読み聞かせのボランティアをされている方、先生など、実際に読み聞かせを学んで活かしたい方も多く参加されています。
講師の方も、舞台で朗読会をされているようなプロの方なので、絵本の読み方をしっかり学びたい方には、特に魅力的な会だと思います。
実際に開催してみて、参加したみなさんからはどんな反応がありましたか。
交流編では、「知らない絵本を知ることができて楽しい」とか、「スタッフのオススメの絵本を知れるのが楽しい」という声をいただいています。
あるとき、お客様から「お店の中にある知らない絵本や、オススメの絵本をもっと知りたい」という声をいただいて、店内ツアーをやったこともあるんですが、ありがたいことにそれもすごく好評でした。
講座編は、読み聞かせのコツ自体は共通する部分もあるんですけど、題材になる絵本が毎回違うので、「何度来ても楽しい」と言っていただくことが多いですね。
主催する側ではありますが、みさきさん自身もその場にいる一人。
参加者のみなさんの様子を見ていて、どんなふうに感じましたか。
交流編は、私自身も知らなかった絵本を参加者のみなさんと一緒に深掘りできるので、普段の仕事とはまた違う形で想像力が働くなと感じています。
講座編では、みなさんが読み手の気持ちだけではなく、聞き手の気持ちもしっかり考えながら、読み聞かせのコツを学んで実践しているんです。学んだことをちゃんと活かそうとしている姿勢を見ていると、大人だからこその真剣さに“すごいな”と思いますね。
これまで開催してきた中で、「これはうれしかったな~!」と
特に印象に残っている出来事や言葉はありますか。
特に印象に残っているのは、交流編で私が「私、今、仕掛け絵本が担当なんです」とお話ししたときのことです。
そう言うと参加者の方が、「じゃあ次に来たとき、お友達へのプレゼントにあなたのオススメの仕掛け絵本を買っていくわ」と言ってくださって。その後、実際に購入してくれて、ブックサンタにも参加してくださって、さらに講座編の予約までしてくださいました。
イベントを通して絵本の魅力や、自分がオススメしたい絵本の魅力を伝えられて、それが実際に次の行動につながったことが、すごくうれしかったです。

実際にお面を着用しているわけではありません。
12月6日開催! “大人のための読み聞かせ会 クリスマス特別バージョン”について
ここまでお話をうかがってきて、“大人のための読み聞かせ会”が素敵なものであると分かりました。
そしてなんと12月6日には“クリスマス特別バージョン”が開催されるとのこと! 今回はどんな会になるのでしょうか。
普段開催している“大人のための読み聞かせ会”の交流編を、今回はクリスマス特別バージョンとして開催します。
12月でクリスマスも近いですし、せっかくなら季節に合わせた特別な会にしたいなと思って、テーマは“クリスマスだから、自分にプレゼントを”にしました。
大人になると、クリスマスプレゼントをもらう機会ってなかなかないじゃないですか。だから今回は、絵本を通して自分自身にクリスマスプレゼントを贈るような時間にできたらいいなと思っているんです。
“クリスマスだから、自分にプレゼントを”すごい素敵なテーマですね……!
当日は具体的にどんなことをする予定なんでしょう。
当日は、スコーンとドリンクを楽しんでいただきながら、スタッフがクリスマスの絵本と大人向けの絵本を読み聞かせします。その絵本をきっかけに、参加者のみなさんで交流していただく予定です。
さらに、今回はオリジナルの読書カードを作るワークショップもあります。スタッフそれぞれが作った1種類の表紙と4種類の読書カードの中から、自分の好きなものを10枚選んで、自分だけの読書カードを作っていただきます。
イベントが終わったあとも読書カードを使ってもらって、見るたびに“あのとき楽しかったな”って思い出してもらえるような会になったらいいなと思っています。
そしてもちろん、クリスマスなので、最後にはちょっとしたクリスマスプレゼントも用意していますよ~!
今回は、いつもの『えほん生活』ではなく“WAKASA Cafe 名古屋大須店”での開催ですが、どうしてカフェを会場に選んだのでしょうか。
わかさ生活のカフェができたことが一つの理由です。
そこのスコーンやドリンクがすごくおいしいので、今回はそれも一緒に楽しんでもらいたいなと思いました。
いつもとは少し違う空間で、ゆったり過ごしていただけたらいいなと思っています。
今回の“クリスマス特別バージョン”には、どんな方に来てもらいたいですか。
もちろん絵本が好きな方や、クリスマスの絵本が好きな方にも来ていただきたいです。
でも、絵本のことを全然知らないという方でも大丈夫です。
スコーンやドリンクを楽しみながら、ちょっとゆっくり過ごしてみようかな、くらいの気持ちで来ていただけたらと思っています。
気軽に参加できる会なので、ぜひいろいろな方に来てほしいですね。
メッセージ
ここまでいろいろなお話をうかがってきましたが、
改めて“大人だからこそ感じられる絵本の魅力”って、どんなところにあると思いますか。
絵本って、“子どもに読んであげるもの”というイメージもあると思うんですけど、“大人の想像力も広げてくれるもの”でもあると思っています。
大人はいろいろな経験をしてきているからこそ、“この主人公は、きっとこういう気持ちなんだろうな”って、登場人物の気持ちをより深く想像できると思うんです。自分の経験と重ねながら読めるところが、大人だからこそ感じられる絵本の魅力なのかなと思います。
みさきさんにとって、絵本とはどんな存在ですか。
“新しい扉を開いてくれるもの”でもあるし、“自分の考えを整理してくれるもの”でもあるなと思っています。
といいつつ私、これまで絵本をほとんど読んでこなかったんです。でも『えほん生活』で働き始めてから、その魅力が分かるようになりました。
例えば、自分にはなかった視点を絵本から教えてもらえるところですね。自分の知らなかった世界を教えてくれますし、自分がうまく言葉にできなかったことや、悩んでいたことへの答えが見つかることもあります。
本全体にもそういう魅力はあると思うんですけど、それを絵と短い文章で伝えてくれるのが、絵本ならではの面白さだと思います。
最後に、“大人のための読み聞かせ会”がちょっと気になってきた……なんて感じているであろう読者のみなさんへ、メッセージをお願いします!
“大人のための読み聞かせ会”は大人だからこそ気づける絵本の魅力を、みんなで気軽に語り合える会です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度来てみてください! お待ちしています!
インフォメーション
大人の読み聞かせ会 クリスマス特別会
- 開催日時:2026年12月6日(日)17:00〜19:00(16:45受付)
- 開催場所:WAKASA Cafe 名古屋大須店
- 住所:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目18−6 グリンハイツ 1階
- 参加費:2,000円(税込)
- 予約方法
teket〈https://teket.jp/15020/81466〉
店頭・電話〈052-684-5567〉
予約確定後のキャンセル・返金不可- 参加費に含まれるもの
・クリスマス特別版「大人の読み聞かせ」
・選べるスコーン1つ
・選べるドリンク
・読書カード
・選書チケット
・クリスマスプレゼント- スコーン:紅茶・ブルーベリー・プレーンから1つ選択
- ドリンク:紅茶・コーヒー・ブルーベリージュースから1つ選択
- 読書カードづくり
4種類の読書カードから好きなものを10枚選び、表紙と合わせて綴じて、自分だけのオリジナル読書カード冊子を作ります。- 当日の流れ
16:45〜 受付・案内開始
17:00〜 イベント開始・自己紹介
17:20〜 クリスマス絵本の読み聞かせ
17:40〜 大人向け絵本の読み聞かせ
18:00〜 読書カード冊子づくり
18:45〜 クリスマスプレゼントのお渡し・アンケート
19:00 終了予定

名古屋にあるWAKASA&CO.BOOKSは皆さんの本への挑戦を応援しています!
一冊目の本との出会いも、久しぶりのチャレンジにもぜひ当店をご利用ください。
各種店舗の情報はHPにて
(画像クリックでHPに飛べます)
ライター紹介

いっちー
平成10年、四国の田舎で生まれ育ち、京都芸術大学文芸表現学科で文章や創作について学ぶ。
月に10冊、年間で100冊以上読み、取材相手には長文の感想を送りつけるなど、本についてアツいヤツ。
わかさ生活のオウンドメディアDEKIRU! で
『「本」の挑戦者たち』
『UNDERUMBLE!』(音楽記事)
『言の葉を紡ぎし者たち』
『若きアートの炎』
『パピー/盲導犬の物語』の連載を担当している。
いつか自分の本を出すことが夢。


