視覚障害者のできないをDEKIRU!に変えてくれるAI搭載アプリ「Seeing AI」

  1. TOP
  2. Special
  3. 視覚障害者のできないをDEKIRU!に変えてくれるAI搭載アプリ「Seeing AI」
Special

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook
視覚障害者のできないをDEKIRU!に変えてくれるAI搭載アプリ「Seeing AI」

さまざまな分野で技術が進歩し、私たちの日常にAIが活用される機会が増えてきました。それは視覚障害者にとっても大きな変化で、新たな技術によってこれまで一人では難しかったことが、少しずつですができるようになってきました。今回紹介するアプリはそんな技術の中の一つです。

Seeing AIとは

Seeing AIは、カメラで捉えた映像を音声で読み上げてくれるAI搭載のトーキングカメラアプリ。開発したのは、Microsoftの視覚障害を持つソフトウェアエンジニアであるサキブ・シャイク(Saqib Shaikh)さんを中心とした「Seeing AIプロジェクトチーム」です。
シャイクさんは7歳の時に視力を失いました。エンジニアを志した学生時代から抱いていた「カメラを使って周りにあるものを認識し声で教えてくれるデバイスを作りたい」という想いを、Microsoftに入社して、実現されました。

どんなことができるの?

Seeing AIには、視覚障害者が開発に携わったからこその「見えないからできない」に対応した機能がたくさんあります。

メインとなるのは、文字や文章を読み上げてくれる「読み取り」機能です。カメラをかざした瞬間に写った文字や文章を読み上げるだけでなく、写真を撮影することでさらに読み取りの精度を高めることができます。 他にも、友人や仕事仲間の顔、カバンなどの自分の持ち物を撮影し登録して使う「人物」「自分の物を探す」、色や明るさが確認できる「色」「ライト」、撮影した写真をAIが解析して何が写っているのかを言葉で説明してくれるなど、日常生活を支える多彩な機能が備わっています。

アプリの活用法

この記事を書いている私も網膜色素変性症という目の病気による視覚障害でほとんど見えていないので、毎日のように「Seeing AI」を活用しています。主に「読み取りモード」を使って、買い物のときに商品名を確認したり、郵便物やレシート、テレビの番組表なども読み上げてもらったりしています。 さらに、「色モード」で服の色を確認してコーディネートを決めたり、SNSに写真を投稿する前にAIで解析してもらい、アップする写真を決めたりと、生活のあらゆる場面で大活躍しています。
また、全盲の友人は、家電のリモコンやカバンなどを登録しておき、部屋の電気がついているのか消えているのかわからないときに「ライトモード」を使って、置いたリモコンなど探して便利に使っているようです。

このように、一人ひとりの見え方や困りごとに合わせてアプローチできる多彩な機能があることこそが、このアプリの本当に素晴らしいところだと感じています。

おわりに

これほど多彩な機能を備えた「Seeing AI」ですが、すべての機能を無料で利用することができます。

しかも、文字認識の精度なども年々向上していると、利用している私自身も実感しています。
視覚障害は情報障害とも言われ、素晴らしい技術があっても、そもそもそういった情報を得ることが難しい当事者の方がたくさんいらっしゃるのが現状です。 この記事を通じて、「Seeing AI」アプリのことを一人でも多くの方に知っていただけると嬉しいです。

インストールはこちら

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook

連載

視覚障害者のできないをDEKIRU!に変えてくれるAI搭載アプリ「Seeing AI」 わかさ生活の新たな一手。ブルーベリーのおみやげ『ブルブルの恩返し』とは? ツボオタクが教えたい! 健康と美容のメンテナンス 好きなものがあるって、最強。 新入社員・らこの「推し活のススメ」! 【祝】マイマノイド、オファーを受けて電波に乗る。【わかさ生活ラジオtime】 韓国・台湾の次は、ベトナムだ。若き熱狂の国に高感度の人々&企業が集まる理由 屋島の火を消さない。世界初の水槽を生んだ会社が、故郷の地を守り続ける理由 韓国人の私が気づいた、日本語の「言わない優しさ」 くるりと浪漫革命に浸る、京都移住 1 ヶ月目の記録。 あなたもDEKIRU!のライターに!? 取材記事の作り方を編集部がレクチャーします えほん生活が、ブロンズ新社書店大賞ディスプレイ部門で準グランプリに! うららさん。「すべての答えは個客の中にある」を読んだ感想、聞かせてください それ行け!コナバリくん:第4回 アスコム×友達本屋の読書会で、『すべての答えは個客の中にある』をみんなと読んできた わかさ生活にオカルト系ライター爆誕!? 日常に潜む「不思議」を追う。新人・永井の奇妙なご挨拶 ウォーキングイベント「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」が提案する、若狭町の“新たな歩き方” それ行け!コナバリくん:第3回 それ行け!コナバリくん:第2回 それ行け!コナバリくん:第1回 会議を“1枚の地図”にする人の頭の中、覗いたらヤバかった。 ユーザーの「できる」を最優先に。自分の足で歩く喜びを支えるAshirase千野歩氏の挑戦 GMOサインの“中の人”が見た XアルゴリズムとAI時代の運用戦略 人生を変える“きっかけ”を作る日本最年少独立系ファイナンシャルプランナー DEKIRU!編集部が振り返る、最初の一年 人気No.1企業アカの“Z世代マーケター”が馬マスクの中で考えていたこと ライフワークを見つけたのは、摩天楼を背にドヤ顔をキメたニホンザルとの出会い
         記事一覧へ

Special