「地球半周走った体育会系」×「ゲーム没頭の戦略家」。対極の二人がクジラ会館として“最強のコンビ”になるまで

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関西発・インディーお笑い新潮流
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「地球半周走った体育会系」×「ゲーム没頭の戦略家」。対極の二人がクジラ会館として“最強のコンビ”になるまで

対照的なふたりでコンビを結成

大会で結果を残している彼らだからこそ会える憧れの人たち

カレー:小学生の時はコロコロコミックの「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」がめっちゃ好きでした。中学生からは部活で忙しくなりましたが、夕ご飯を食べながら家族でテレビでお笑いを観てましたね。父も母もお笑い好きだったんで、家ではなにかしらのお笑い番組がずっと流れてる状態。ネタ番組と、父が好きな明石家さんまさんのテレビはとにかく全部録画されてました。だから「さんまのお笑い向上委員会」とか「千原ジュニアの座王」は初回からずっと観てます。

北山:僕も小学生の時は「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」や、ディズニーチャンネルの「フィニアスとファーブ」が好きでした。あとうちのお母さん、昔は吉本の「心斎橋2丁目劇場」に通っていたくらい筋金入りのお笑いファンなんですけど、当時「あんた、野生爆弾と、天竺鼠は観とき!」って勧められたので観てました。ただ僕の中でのお笑い好きはここで一旦幕をおろします。中学くらいからはゲームにとにかくのめりこみつつ、「オモコロ」っていうWEBメディアが好きで、今でもそれは楽しんで読んでいます。

北山:ふたりともマセキ芸能社に所属しているフランツってコンビが大好きなんですけど、たまたま僕らが決勝に残っていた「大学芸会」っていう大学生のお笑いグランプリをボケの土岐さんが見にいらしてたみたいで。その後、フランツさんとボニーボニーさんのツーマンライブが楽屋Aで開催されたタイミングで、直接お会いすることができて「クジラ会館、面白かった」って覚えててもらえた上に、褒めても貰えて。もう僕らめっちゃファンだから、嬉しくて仕方なかったです。

今の関係性、結構イイ感じ

北山:基本は僕が書いてるんですけど、「こいつがこんなこと言ったらおもろいな」って相方ありきで考えています。いわゆる当て書きですね。こいつはきっとこういう印象を持たれる、だからこんなことを言わせようって作って、あとは実際に試してみて、叩いて微調整を繰り返しています。僕はクジラ会館以外にもコンビを組んでいるんですけど、そっちとはネタの毛色は違いますね。人ありきなんで。

カレー:僕が坊主なのは北山の指示ですし。

北山:特にそういうのはないですね。ただ、お互いがお互いを出し抜いてやろうって気持ちはあります。

カレー:北山はやっぱネタ書くの上手いし、面白いです。でも、僕の特技は別のところにある。例えば、ライブのコーナーなどの平場。僕あれ、正直ネタよりも好きなんです。だからそこでちょっとでも面白いと思ってもらえるように頑張っています。勝ち負けじゃなくて、お互いがお互いの得意分野で力を発揮して、相手に「おっ。ええやんけ、負けてられん」って思ってもらおうと励む。仲いいながらもお笑いの場面ではひとつピリッとした緊張感は持っていますね。あと、遠方にいった時に目的地までの道案内も僕がやっています(笑)。

カレー:真逆な感じはもうあんまなくて。多分僕が環境に影響されやすい人間だからかもしれないですけど、僕たちベースが仲いいんでずっと一緒にいるんです。だから考え方も似てきて、今はむしろ近い考え方をお互い持っていると思います。

賢い進路選択をしたふたりのこれから

カレー:僕は指定校推薦です。高校のレベルがそんなに高くなかったんですが、短期記憶が得意だったんで、僕の定期テストの平均点は98点くらいでした。だから指定校「京都産業大学」、「近畿大学」、「甲南大学」、「龍谷大学」の所謂「産近甲龍」と呼ばれる中の文系学部ならどこでも選べたんで、近畿大学の「総合社会学科 社会・マスメディア系専攻」が面白そうでそこに決めたって感じです。

北山:僕は中学の時に宿題や提出物がすっごい嫌で、しなかったんですよ。ただ授業聞くのだけは我慢できたんで、塾行かせてもらって塾と授業だけで済まそうって思って。それでなんとか最低限を保てるようにしていました。あと塾って合格実績出すじゃないですか。それ見てたら、近畿大学附属高校の合格者「1,000人」って書いてあって。ここに行ったら、高校は塾と学校の授業を聞いていたら勉強しなくても近畿大学に進学できるんだと考えて、高校からそこに行きました。



ライター紹介

後藤華子
サブカルと外食が生きがいのアラサー人妻ライター。
ライブハウスと居酒屋が実家です。
短所は好きなものの話になると、早口になるところ。

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