わかさ生活のお店「WAKASA&CO.」にて「想いやり博士認定クイズ探検ラリー」が開催されました

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わかさ生活のお店「WAKASA&CO.」にて「想いやり博士認定クイズ探検ラリー」が開催されました

2026年4月京都の四条烏丸にあるわかさ生活のお店「WAKASA&CO.」にて、見えにくい世界を体験しながら、思いやりの心を学べるイベント「想いやり博士認定クイズ探検ラリー」が視覚障害と関わりの深い企業や団体協力のもと開催されました。

想いやり博士認定クイズ探検ラリーとは

このイベントは、楽しみながら学べる体験を通じて日常生活における思いやりや支え合いの大切さを感じていただくことを目的に実施いたしました。


1階「BLUEBERRY CAFE」では、「LED灯器」と「ナビレンズ
2階「わかさの舞台」では、「手引き体験」と関西盲導犬協会から「PR犬とのふれあい
3階「ブルーベリーの森の森」では「白杖を使っての歩行体験
5階「メノコト神社」では、「こどもトランプ1to10で遊ぼう

など様々な体験に加え、 各フロアを巡って思いやりの行動に繋がるクイズに全問正解すると「ロービジョン想いやり博士」の認定キーホルダーをプレゼントというものです。

篠原電機株式会社「LED灯器」と「ナビレンズ」

篠原電機株式会社は、「顧客中心主義に徹し、顧客のニーズを開拓し、顧客の問題を解決する」を経営理念とし、配電盤、制御盤機材、交通用信号機材などを製造・販売されている企業です。
平成18年に高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律「バリアフリー新法」が施行されたことがきっかけで開発されたのが高齢者・視覚障がい者用LED付音響装置「LED灯器」です。

イベントでは、1階「BLUEBERRY CAFE」の一角に簡易の横断歩道を作りLED灯器を設置。視野が狭くなるメガネをかけて横断歩道を渡るというものです。

参加いただいた方からは、
「どこでも音が鳴っている気がした」
「音が鳴る信号が少ないのを知ったので、信号での声かけなど大事だと思った」
「この信号機に振動がある理由を知って、音響信号が時間によって鳴らなくなることを知った」
などの声をいただき、新たな発見をしたという方が多くいらっしゃいました。

そして、LED灯器の体験の次は、「ナビレンズ」の体験です。

「ナビレンズ」は、専用のアプリをインストールしたスマートフォンのカメラでタグを読み取ることで、視覚障がい者をはじめ、さまざまな障害や多言語利用者に対応した案内を提供できるものです。タグのコードを読み取ると周囲の状況や施設情報、タグまでの距離や方向を音声案内や画面上の矢印で直感的に案内してくれます。

1階と2階に合計10ヵ所タグを付けておき、タグがどこにあるのか探しながら2階の体験へと進んでいただきました。体験した方からは、
「距離が変わると音声案内まで変わるのが凄い」
「サっとかざしただけで読み上げてくれるので驚きました」
などのお声をいただきました。

京都ライトハウス「手引き体験」と関西盲導犬協会の「盲導犬(PR犬)とのふれあい」

2階「わかさの舞台」で体験できる手引きは、街中で白杖を持った人にどのように声をかけたらよいのか、手引きの基本的な方法などを学ぶことができました。社会福祉法人京都ライトハウスは、視覚などに障害のあるすべての人が個人として尊重され、その人らしい自立した生活を営むことができるよう積極的に取り組んでいる総合福祉施設です。

職員さんは多くのロービジョンの方と接してこられた経験を生かし、私も視覚障害を持つ当事者として、まずは「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけることや階段や曲がり角でどのように手引きすれば安全なのかを実践を踏まえ体験していただきました。

体験した方からは、
「白杖を持った人を見かけるけどどう声をかけていいかわからなかった。今日の体験を今度実践してみます」
「手引きするのはめちゃくちゃ緊張しますが、声をかけてみます」
など嬉しい感想をいただきました。

また、PR犬とのふれあいでは、公益財団法人関西盲導犬協会からPR犬の「シャインちゃん」と「マギーちゃん」が、店舗前での募金活動と2階で自由に触れ合える「ふれあいタイム」で活躍してくれました。

公益財団法人関西盲導犬協会は、視覚障がい者が行きたいときに行きたい場所に安全に行ける社会の実現を目指し質の高い盲導犬を育成し、視覚障がい者に無償で貸与することで視覚障がい者福祉の向上に貢献することを目的に活動されている団体です。

来場者からは、
「盲導犬とPR犬はどう違うのですか?」
「めちゃくちゃかわいくて癒されます」
などとお声をいただき、かわいさを通じて盲導犬のことを知っていただくことができました。

※PR犬とは、盲導犬教育を受けて盲導犬になれなかった犬のキャリアチェンジ先の一つで、盲導犬啓発活動で活躍している犬のことです。

錦城護謨株式会社の「ココテープ」と「歩導くん(ほどうくん)」

錦城護謨株式会社は、社会に必要なモノづくりに邁進する企業で、工業用ゴム・樹脂製品などの製造・販売のノウハウを生かし、視覚障がい者歩行誘導マットの製造や販売、施行を行っている企業です。
今回、2つのフロアで製品の紹介をしていただきました。

3階「ブルーベリーの森」では、弱視の見え方が体験できるメガネをかけ、「ココテープ(塩化ビニールのテープで、必要な場所に必要な分だけ貼り付けてガイドにできるもの)」を白杖の先で探りながら歩いてもらいました。

そして、5階「メノコト神社」では、エレベーターから「メノコト神社」まで視覚障がい者用誘導マット「歩導くん(建物内に敷設できない点字ブロックの代わりに簡単につけることができるもの)」を敷設。

歩導くんには色のバリエーションがあり本来は床の色とのコントラストを考え見やすい色のものを敷設するのですが、今回はあえて床の色との区別がつきにくいものを選び、点字ブロックの色の大切さについても考える内容にしました。

来場者からは、
「白内障は誰もがなると聞きますが、こんなに見えづらいとは思いませんでした」
「目の病気は治療が難しいものが多いとは知らなかった。大事にしたいです」
「見えない状態で歩くって思っている以上に大変なのですね」
「点字ブロックの上を歩いたり遮ったりしないよう気をつけます」
「黄色い点字ブロックの意味がよくわかりました。しっかりホームや歩道でも子どもに伝えていきます」
など白杖や点字ブロック、目の病気やそれに伴う見え方についてなど幅広いお声をいただくことができました。

バンビーノの「こどもトランプ1to10(ワントゥテン)」

バンビーノは、おもちゃコンサルタントの坂東友恵さんが五感を刺激する「こどもトランプ1to10」を広めたいと創業されました。

このチークトランプには、絵札も表裏もなく、1から10までの数字と4色のカードに色に応じたマークが繰り抜かれているだけのシンプルでユニバーサルなデザインです。世代・国籍・障害の有無に関わらず楽しめるということで、今回のイベントに参加いただきました。

体験してみたところ、最初指先で穴の数を確認するのに苦労しましたが、少しずつ慣れていきました。遊び方もたくさんあり、イベントでは、
「1to10は大人の方でも楽しめますね」
「考えられた楽しい遊びです」
「とても楽しかった。またトランプで遊びたい」
などのお声でかなり盛り上がりを見せていました。

終わりに

今回のイベントは初の試みで、しかも多くの企業や団体と一緒に協力し成功することができました。
笑顔で参加してくれた子どもたち、新たな気づきを喜んでくれたご参加の皆さま、そしてわかさ生活のスタッフの中にも新たな出会いや気づきもありとても充実した一日となりました。

わかさ生活は、これからも今回のような取り組みを通じて視覚障害について伝え続けていきます。

参考URL

LED灯器
https://www.shinohara-elec.co.jp/products/detail/prod_info.php?bun=50&bcat=516&ccat=502&prod=P84100

ナビレンズ
https://www.shinohara-elec.co.jp/products/detail/prod_info.php?bun=90&bcat=900&ccat=2&prod=P90101

京都ライトハウス
https://www.kyoto-lighthouse.or.jp/


関西盲導犬協会
https://kansai-guidedog.jp/about/

錦城護謨
https://www.kinjogomu.jp/welfare/products.html#cocot

バンビーノ
http://www.bambinojapan.com/

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