新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、リップスティックから着想を得たメカニカルキーボードです。
キーボードといえば、機能性重視でどうしても無機質になりがちな存在。そんな常識に、思いがけない“おしゃれ”を持ち込んできました。見ているだけで華やかな気持ちになれそうなデザインは、デスクに置いた瞬間から空気を変えてくれそうです。遠くからでも「自分のもの」とわかる存在感。これは単なる周辺機器ではなく、気分を上げるための相棒かもしれません。
インスピレーションはリップスティックから

三陽合同会社(本社:東京都、代表:加勢 悠)は、2026年2月16日(月)より、同社が運営するECサイト「Lofree Japan」にて、Lofree DOTシリーズの新色「Lipstick」Tri-Mode ワイヤレスメカニカルキーボードおよび「Lipstick Tri-Mode ワイヤレステンキーパッド」の日本国内販売を開始しました。
本シリーズは、時代を超えて愛される5色のリップスティックからインスピレーションを得たデザインが特徴で、シルバーとブラックの2色を展開。リップカラーを表現したデュアルカラーPBTキーキャップ(ツヤ仕上げとマット仕上げ)を採用し、質感にもこだわっています。シルバーモデルにはクリアケース、ブラックモデルにはマット仕上げの本体ケースを採用するなど、細部まで世界観が統一されています。

構造面ではガスケットマウント構造を採用し、より柔らかく快適な打鍵感を提供。Bluetooth 5.3、2.4GHz、USB-C有線接続のトライモードに対応し、最大3台のデバイスへ接続可能です。Windows、macOS、iOS、Androidなど幅広いOSに対応し、ホットスワップ対応のGateronスイッチを採用することで、好みに応じたカスタマイズも可能。4000mAhのバッテリーを内蔵し、バックライトオフ時には最大約14日間使用できます。

同時発売のテンキーパッドは20キー構成で、Bluetooth 5.3、2.4GHz、USB-C接続に対応。Numキーでテンキーモード、Calcキーで電卓モードに切り替えられる仕様です。価格はいずれもオープンプライス。シルバーモデルは最短翌営業日発送、ブラックモデルは2026年3月上旬より順次発送予定です。
出典:PR TIMES
「仕事道具は無個性であるべき?」へのカウンター

キーボード選びといえば、長らく「機能性がすべて」という空気がありました。打鍵感や接続方式、配列やスペック。比較軸は常に実用性で、結果としてデスクの上には似たような黒いデバイスが並びがちです。
そんな中で登場したLipstickシリーズは、「仕事道具=無個性であるべき」という暗黙の前提に、静かにカウンターを打っています。リップスティックというコスメの世界観を取り入れ、視覚的な華やかさと質感へのこだわりを前面に出しながら、ガスケットマウント構造やトライモード接続、ホットスワップ対応といった機能性も担保している点がポイントです。

近年は“めじるしアクセサリー”の流行に象徴されるように、「自分のものだと一目でわかる」ことが満足感や愛着につながる時代。Z世代を中心に広がる“自分らしさの可視化”というトレンドを、デスクワークの中心アイテムであるキーボードに落とし込んだ挑戦は、市場に新しい視点を投げかけているように感じました。
チャレンジみっけ!
今回見つけたチャレンジは…
- 実用品カテゴリーに感性価値を持ち込み、キーボードを再定義しようとしている点(カテゴリー再定義戦略)
- コスメという異分野の文脈を掛け合わせることで新たなブランド体験を生み出している点(異業種クロスオーバー戦略)
- 似た製品が並ぶ市場で“自分のもの感”を高める差別化を図っている点(ブランド差別化戦略)
一緒に考えよう
実用性だけに焦点を置いて選んでいた商品が、機能性を落とすことなくおしゃれにできるとしたら——。そんな変化が、仕事のモチベーションまで左右するかもしれません。
あなたなら、どんなアイテムを装飾してみたいですか?
そして、似た製品が並ぶなかで「自分のもの」だとアピールするなら、どんな方法を選びますか?
もしかすると、毎日使っているその道具こそ、次のヒットのヒントを秘めているのかもしれません。