新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、合同会社Yubiyadoが生み出した、ご当地カードゲーム『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』と『お前だれだよ!!!カツオだよ!!!』です!

カードを引いて、自由に名前をつけて、後からそれを思い出す——。
ただそれだけなのに、なぜか夢中になってしまう不思議な面白さ!
さらに驚きなのが、地域の店舗名や企業名がそのままカードになって登場する点。遊びながら、気づけば地元がもっと好きになっている…そんな“新しいご当地体験”がここにあります。
地域のお店がキャラ化する!? ご当地カードゲームの全貌

鹿児島県指宿市は、温泉や海、山といったロケーションも素晴らしく、魅力あふれる観光地として知られていますが、「雨の日の選択肢が少ない」「夜に楽しめる場所が限られる」といった課題も抱えています。
この課題に対して開発者が大切にしたのが、移住者の視点。
「天気に左右されず楽しめる体験を」「若い世代が地域に愛着をもつきっかけを」——そんな想いから、ご当地アナログゲーム『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』と『お前だれだよ!!!カツオだよ!!!』が誕生しました。
ゲームのルールはシンプル。
山札から引いたカードにプレイヤーが好きな名前をつけ、それを記憶し、後から正しく呼べるかで勝敗が決まります。
変な名前をつけて大爆笑、同じカードを引いて「あれ!? なんて名前だっけ!?」と混乱する…記憶、センス、コミュニケーションが一体化した“笑いの渦”が最大の魅力です。
さらに、このゲームを唯一無二にしているのが「スペシャルネームカード」。
地域店舗や企業名がそのままカードになっており、ゲームの中では“大逆転の切り札”として登場。
プレイヤーは自然と何度もその名前を口にすることになり、気づけば地域のお店の名前を覚えている、という仕組みが見事です。店舗にとっては“遊ばれる広告枠”となり、地域経済にも貢献するwin-winモデルを実現しています。

『おまだれ』は学校や研修などのアイスブレイクとしても使われ始めています。
今後は指宿だけでなく全国各地への展開も視野に。
最終的には、ゲームを通じて観光地を巡る“ユビヤドクエスト”構想の実現を目指し、指宿が抱える「滞在時間の短さ」「行動範囲の狭さ」といった課題解決に、ゲーミフィケーションで挑んでいくとのことです。
『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』と『お前だれだよ!!!カツオだよ!!!』は、11月21日(金)より指宿市内各所にて販売予定。
開発秘話や遊び方を紹介しているInstagramもチェックしてみましょう。
出典:PR TIMES
“名前を覚える”をエンタメに変える挑戦とは

“名前をつけて遊ぶ”という行為を、ここまで面白く変換したプロダクトは珍しいかもしれません。
記憶・会話・ネーミングセンスという、人の「ちょっとしたクセ」や「個性」がゲームに反映されるこの仕組み。思わず笑ってしまう体験こそ、今の時代の“遊びの価値”といえます。
また、地域のお店がカードとして登場するアプローチは、“推し活”にも通じる現代的な発想。自分が知っている店名が出てくるだけで参加者同士の会話が増え、「次あそこ行こうよ」という行動につながる可能性もあります。これは、地域ブランディングにおける新しい接点づくりとして非常にユニークです。
最近は、日常の行動に“遊びの仕組み”を取り入れる動きが広がっています。
仕事のKPI管理にゲーム性を入れたり、語学学習アプリにレベルアップ機能があるのも同じ流れ。
そんな中『おまだれ』は、“地域を覚える”という行為にゲーミフィケーションを持ち込む斬新さが光ります。
「覚えることを“楽しい”に変える」——その挑戦は、アナログゲームの枠を超えて、地域活性のヒントにもなりそうです。
チャレンジみっけ!
今回見つけたチャレンジは…
- “名前を何度も呼ぶ”というシンプルな行動にゲーム性を加え、楽しく記憶できる仕組みを作った点(ゲーミフィケーション戦略)
- 地域店舗をカード化することで、遊びながら自然と地域に親しめる新しい関係性を生み出している点(ローカル・ブランディング戦略)
- 観光地が抱える「滞在時間」「回遊性」の課題に、アナログゲームという異色のアプローチで挑んでいる点(体験設計イノベーション)
繰り返し触れるうちに自然と覚えてしまう——そんな楽しさが、行動のハードルを軽くしてくれそうです。
あなたの身の回りでも、何かひと工夫で“ゲームのワクワク”を取り入れられることがあるかもしれません。
どんな場面にゲーミフィケーションを加えてみたいですか?