新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する『チャレンジみっけ隊』。
今回見つけたのは、京都発のブランド YUGUE(ユゲ) が発売する「ボタニカル ハンドクリーム」(香り:浄 -Purify- / 禅 -Zen-)です!
手をうるおすだけじゃない。“心”までととのえるハンドクリームなんて、ちょっと気になりませんか?
忙しい日常の中、つい後回しにしがちな自分のケア。そんな時間を「ちょっとしたリセットの儀式」に変えてくれる——そんなアイテムが登場しました。
京都発ブランドが届ける“マインドフル”なハンドケア
株式会社作島(京都府京都市)が運営するブランド YUGUE(ユゲ) は、「心と手肌をととのえる」をコンセプトにした新商品「ボタニカル ハンドクリーム」を発売。
香りは「浄 -Purify-」と「禅 -Zen-」の2種類で、京都らしい“静けさ”や“凛とした空気感”を感じさせるラインナップです。

凛とした森の中を散策しているような、清々しい軽やかな香りの「浄(Purify)」。
京都産の杉やレモングラス、ローズマリー、ユーカリなど全11種の精油を配合し、リフレッシュしたい時や、ネガティブな感情を浄化したい時、仕事の合間の気分転換などにおすすめです。

静かな寺院の庭を思わせる、深く落ち着いた香りの「禅(Zen)」。
京都産ヒノキやビャクダン、ハス花、コショウボクなど全10種の精油を配合し、一日の終わりやリラックスしたい時に、心を静め自分軸をととのえるようなブレンドです。
どちらも天然由来の成分を使用し、しっとりと手肌を保湿。使うたびに、深呼吸したくなるような穏やかな香りが広がるとのこと。

同ブランドは、心身のバランスを整えるプロダクトを展開しており、今回のハンドクリームも「ケアの時間そのものを心の癒しに変える」ことを意識したアイテムとなっています。
出典:PR TIMES
“塗る”ではなく“ととのえる”という発想の転換
今回『チャレンジみっけ隊』が「ボタニカルハンドクリーム」に注目したのは、ハンドクリームの果たす役割について。「ハンドクリーム=乾燥対策」と考えるのが一般的。でもYUGUEの挑戦は、その常識を少し超えています。
彼らが目指すのは、“手をいたわる”という行為を通じて、心の状態まで整えるライフスタイル体験。
これはまさに、「マインドフルネス×日用品」という新しい市場を開拓する動き。美容やウェルネスの垣根を越えて、「香り」「触感」「所作」をデザインするブランド姿勢が光ります。
京都という土地の“静と動”が織りなす文化性を背景に、ハンドケアという日常行為を「小さな瞑想時間」に変える発想は、現代人のライフリズムにぴったり。
忙しい人ほど「1分の心の余白」を求めている今、このアプローチは確実に刺さります。
チャレンジみっけ!
今回見つけたチャレンジは…
- マインドフルネスという感情価値をプロダクト体験に落とし込む挑戦(体験価値設計)
- ハンドケアを“心のケア”にまで拡張するブランド戦略(市場再定義)
- 日常のルーティンをウェルネス市場の新潮流に変える可能性(カテゴリー・イノベーション)
忙しい毎日の中で、ほんの数十秒でも自分をととのえる時間を持つ。
そんな“小さな余白”にこそ、新しい価値が宿るのかもしれません。
あなたの日常の中で、心がふっと軽くなる瞬間はどんな時ですか?
その瞬間を、誰かに届けるとしたら——どんな形のプロダクトやサービスにしますか?