目指すは第2のウーロン茶。からだ喜ぶ薬膳ハーブティが楽しめるカフェ「ShizukuAR」【北池袋】

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目指すは第2のウーロン茶。からだ喜ぶ薬膳ハーブティが楽しめるカフェ「ShizukuAR」【北池袋】

北池袋駅の目の前に佇む、薬膳カフェ『ShizukuAR(以下:シズクAR)』。「からだにやさしい」と「おいしい」を両立する、完全無農薬の薬膳ハーブティーとスイーツをいただけるお店です。日本ではまだまだ馴染みがない人も多い「薬膳」。どんな魅力が隠されているのか、そのこだわりについてオーナーの洪(コウ)さんにお話を伺いしました。

きっかけは「薬膳」で、自分の体調が変化したこと

店内の様子

シズクARのオープンは、2023年4月。きっかけは、店主の洪さんが「薬膳」によって体調の変化を実感できたことでした。

30代を過ぎたあたりから、疲れ、肌荒れ、立ちくらみ、20代の頃は全く感じなかった体調の変化に悩まされることが増えました。私の様子をそばで見ていた夫(東洋医学を専門とする鍼灸師)が「これは食事を大幅に変える必要があるね」と、私の体調に合わせた薬膳料理を出してくれるようになったんです。
 
食べるものを意識するようになると、胃腸の回復を感じたり、肌が明るくなったり、徐々に体調が改善するのを実感しました。今までからだのケアをまったくしてこなかった分、薬膳のパワーを実感しましたね。

5年間ほど「薬膳」を意識した食事に切り替えた結果、ご自身の体調が良くなっていくのを実感した洪さん。その後、ご主人から「一緒に薬膳カフェをやらない?」と誘いを受けたといいます。

カフェ立ち上げのきっかけは、主人が鍼の施術終わりに提供していたハーブティーが大変好評だったことです。「おいしくて癒される」「どこで買えますか」といった声が大きくて、施術終わりにゆっくりハーブティーが飲めるカフェがあったらいいよねと。
 
日本にも薬膳を使ったハーブティーはたくさんありますが、添加物の入ったものが多いことが気になっていました。からだのケアもできて、なおかつおいしく薬膳が楽しめるカフェがあったら、同世代の女性は喜ぶはずだと。私自身、年齢とともに薬膳のパワーを身に染みて実感していたことも、お店をスタートさせる原動力のひとつでした。

店舗外観

お店があるのは、池袋の隣の駅「北池袋」。お店のターゲット層である30〜50代の女性がゆっくり食事を楽しめるようにと、落ち着いた空気が漂う北池袋でカフェを出すことを決意したそうです。

からだが喜ぶ、おいしくてやさしい薬膳ハーブティーとデザートたち

お店で実際に使われる薬膳ハーブたち

薬膳と聞くと、独特な香りや味をイメージする人も多いかもしれませんシズクARで提供するのは、からだにいいだけでなく、おいしく楽しめる薬膳メニュー。どんな方でも気軽に薬膳の世界に飛び込めるようになっています。

「オリジナルサンメイタン」 660円

こだわりの「薬膳サンメイタン」は、創業時から提供を続けるお店の看板メニュー。お店を立ち上げるきっかけになった一杯です。

「サンメイタン」とは、中国では一般的なハーブティーのひとつで、300年前に消化不良・痛風の症状に悩まされていた皇帝のために医師が考案した薬膳茶と言われています。

「烏梅(うばい)」「山楂子(さんざし)」「甘草(かんぞう)」「陳皮(ちんぴ)」のハーブを使うサンメイタン。梅のジュースのようにさっぱりとしたドリンク

シズクARでは、そんなサンメイタンを現代人の体質に合わせてリメイク。完全無農薬の4種のハーブと氷砂糖を天然水で1時間煮だし、冷ましてから72時間熟成。

添加物は一切使用せず、手間ひまを惜しまないこだわりの一杯には、胃腸の疲れを癒す働きが期待できるといいます。飲み会や外食続きのときにはぴったりだとか。洪さん自身も、ご自宅での常備が欠かせないそうです。

「フーシクッキー」350円。「福喜」は中国で縁起のいい言葉

薬膳ハーブティーとともにいただけるデザートたちも、からだが喜ぶ食材のみを使用。定番のクッキー「フーシ」は、小麦粉・卵・白砂糖不使用のグルテンフリーデザート。ほろほろとした食べ応えと、香ばしい香りが特徴です。

からだを温める「棗(なつめ)」や眼精疲労などにも効果が期待できる「枸杞子(くこし)」など、ハーブを多数使用した「ハーブ豆花」600円

見た目も華やかでついつい写真を撮りたくなる「ハーブ豆花(トウファ)」は、台湾の人気デザートをお店オリジナルでアレンジしたもの。豆乳を固めたプリンの上に、マルベリー、棗(なつめ)、枸杞子(くこし)が添えられています。白砂糖は一切使用せず、黒蜜、ジャムで甘みをプラス。

やさしい甘さと酸味が両立していて、食べ始めるとスプーンが止まりません。このおいしさで、からだにもやさしいなんて…と、人気なのが頷ける一品です。

シズクARが目指すのは、からだにやさしく、おいしく、きちんとからだをケアできる薬膳。だからこそ、ハーブ、天然水、食材選びには非常にこだわっており、添加物は一切使用せず、すべてお店で手作りしています。
 
とくにハーブは、中国の病院で漢方として使われるハーブを使用しています。薬として使われる質のいいハーブを食事として楽しめるので、自然とからだが喜びますよ。
 
薬膳が初心者で自分に合うものがわからないという方も、当店では丁寧にメニューの説明を行い、体調にあったものを提供するので、安心してお越しいただきたいですね。

目指すのは「サンメイタン」を第2のウーロン茶にすること

自宅で薬膳を楽しめる物販コーナー/当初は「サンメイタン」という名前で販売していたそうですが、思ったように認知が広まらず「薬膳」を追記。それ以降少しずつ魅力が広まっていったとか

洪さんに今後の目標を尋ねると「サンメイタンの魅力をもっと広めること」との回答が。

サンメイタンは、乱れがちな食生活を送る現代人にこそ常備してほしい薬膳ハーブティー。中華には「ウーロン茶」というイメージが定着しているように、あぶらっこい食事が続いたり、少し胃腸が疲れていると感じたら、サンメイタンといった存在にできたらなと。
 
私が日頃からサンメイタンを自宅に常備しているように、みなさんのご自宅の冷蔵庫にもサンメイタンが入っている…そんな未来が理想ですね。目指すは第2のウーロン茶です!

店主の洪さん。薬膳の魅力からお店のこだわりまで、終始ていねいに明るくご説明してくださいました!

今後はさらに多くの方に薬膳の魅力を伝えるべく、軽食メニューの考案、店舗の拡大も視野に入れているそうです。

ただ食事を提供するだけでなく、薬膳を通して自分のからだを見つめ直すきっかけになったらと、店舗では定期的に薬膳の勉強会も開催。応募をかけるとすぐに予約が埋まってしまうほどの人気っぷりだそうです。

カフェを超えて、薬膳の体験場へ。シズクARの挑戦がこれからも楽しみです。

「からだにやさしくて、おいしいものが食べたい」からだがそんな食事を求めたら、ぜひシズクARの薬膳を体験してみてください。

ShizukuAR(シズクエイアール)

住所:東京都豊島区池袋本町4-1-1 三基富士ビル1F

TEL:03-6907-0143

営業時間:
【火】10:00〜15:00
【水〜土】10:00〜17:00

定休日:日曜・月曜・祝日


HP:https://shizukuar-hp.com/

SNS:https://www.instagram.com/shizukuar_herb

取材・執筆・撮影:はせがわみき

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