SNSでも話題! 店内も謎でいっぱいの「謎解き生活」がオープン

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SNSでも話題! 店内も謎でいっぱいの「謎解き生活」がオープン

大須商店街を歩いていると突然、異世界への扉のような意匠の書店が出現。これが、10月23日にオープンしたばかりのミステリー本が約15,000種類以上揃ったミステリー本専門店「謎解き生活」です。

わかさ生活にとっては、「えほん生活」「初恋♡生活」に続く、3店舗目の専門書店。オープンしてわずか数日ですが、すでにSNSでも話題を集めています。

大須観音で有名な商店街の中にオープンしたこともあってか、平日の夕方にも関わらず道行く方の数が多く、人がいない隙に外観写真を撮ろうとするも、どうしても誰かが通りかかってしまってひと苦労するほど。また外観のユニークさには多くの方が物珍しそうに足を止め、そのまま店内に吸い込まれていっていました。

DEKIRU!編集部、恐る恐る潜入!

ミステリアスな雰囲気に飲まれて立ちすくんでしまいましたが、非常にチャレンジングな書店の中を見てみたいと意を決して、DEKIRU!編集部が潜入してみることに。

入ってすぐに出迎えてくれるのは、店内のジオラマ。

細部までこだわって作られており、一度店内をすべて見てまわってから改めて確認すると、再現性の高さに驚かされます。

コーナーは「ACT01」から「ACT13」までに分かれ、それぞれのジャンル別におすすめの書籍が置かれています。

「ACT01」の「名探偵たちの書斎」はこんな感じ。

マイケル・イネス「ある詩人への挽歌」、レイモンド・チャンドラー「長い別れ」、エラリー・クイーン「Xの悲劇」といった、名探偵たちが活躍する小説が並びます。


棚を見ながら進んでいると、探偵ものには欠かせない(?)パイプたばこが置かれていたりと、遊び心も満載です。

時にはブルブルくんが隠れていたりもするので、書籍を探しながら、店内にいるブルブルくんを探してみるのも面白そうです。

探すまでもない巨大なブルブルくんもいます。

店内は謎解きの仕掛けだらけ

店内では書籍を見ている人たちの他に、何やら紙を片手に考え込んでいる人が多いことに気が付きました。

皆さんが手に取っていたのは、店内周遊型の謎解きキット「WAKASA Mystery Letter」。初級者編の「キンダンの青」と中級者編の「ユウワクの赤」の2種類が用意されています。

キットに記載された手がかりや、店内に隠されたヒントを解き明かしながら真実に辿り着いていく…という内容なのですが、結構うんうんと唸っている方が多く、初中級者向けとは言えなかなか難しそうに感じました。



2Fに上がる階段も、壁に書架や扉が投影されていて、またしても異世界へ誘われるような不思議な感覚に陥ります。

勇気を出して2Fに足を踏み入れてみると、まず飛び込んできたのが店員さんが書いたポップだけがヒントとなる「ブラインドブックコーナー」。

こちらも店内と同じく「ACT01」から「ACT13」までのジャンルに分かれており、自分が読みたいジャンルではあるけど中にどんな本が入っているのかはわからない…という一期一会の出会いの場になります。



古書コーナーには夢野久作、江戸川乱歩など、貴重な作品がズラリ。

見ているだけでもレトロな世界観に引き摺り込まれます。

謎解きはこんなところまで!

2階を歩いていると、不思議な空間を発見。

青い「?」、赤と青の「?」が並ぶドアです。

ちょっと歩くと、赤い「?」だけのエリアも。

「?」は赤と青の2色があって、区分は赤だけ・青だけ・赤青の3パターン…などなど考えて辿り着いた答えはひとつ。お手洗い!

ドアには「TOILET」と書かれているのでご安心を。

お手洗いひとつとっても謎解き仕様になっているのが、まさに「謎解き生活」。書店に行くとお手洗いに行きたくなる現象って何て言うんだっけ…と、さらに頭を使ってしまいました。

※通称「青木まりこ現象」

また2階はフォトスポットも盛りだくさん。

置かれている椅子は休憩に使ってもOK。 取材に訪れた日も、多くの方が椅子に腰掛けて「WAKASA Mystery Letter」の謎に挑んでいました。

「へー、こんなフォトスポットもあるんだ」と撮影して、帰ってから改めて写真を見たら左上から足が出ていて、思わず絶叫しそうになりました。

書籍以外にも、シーリングスタンプキットやガラスペンなど、ミステリー小説に登場しそうなアイテムも。シーリングされた封筒って、一回は受け取ってみたいですよね。

また、簡単な質問に答えるだけでおすすめのジャンルを導き出してくれる「ミステリー診断」が掲示されていたり、スタッフが実際に読んで厳選したおすすめ本がデジタルサイネージに表示されたりと、何を読んだら良いのか分からない方でも本を手に取りたくなるような仕掛けもありました。

もちろん、わかさ生活らしくブルブルくんのグッズや、わかさ生活関連の書籍も販売。他の専門書店と同じく、合言葉「Happy!」を伝えると、ステッカーもプレゼントしてもらえます。


今後は体験型のイベントや、オリジナルの企画も随時開催していく予定という「謎解き生活」。ミステリー好きの方だけではなく、あまり触れたことがない方でも楽しめる仕掛けが盛りだくさんでしたので、ぜひ足を運んでみてください。

ちなみに、「えほん生活」「初恋♡生活」「謎解き生活」の場所をGoogleマップ上で結ぶと、謎の三角形が現れるそう。そこにあるのは果たして…。


書店詳細

謎解き生活

営業時間:10:00〜19:00

住所:愛知県名古屋市中区大須2丁目18-8 AJ大須ビル

電話番号:052-265-8699

アクセス:地下鉄鶴舞線「大須観音駅」2番出口から徒歩約6分

公式サイト

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