とある日、恋愛本専門店「初恋♡生活」でのこと。
お店の1周年のイベントをやりたいけど、どんなのがいいかな。
実は、林伸次さんにお店に来ていただけないかなと思っています。
え、まさか。あの恋愛エッセイストの林さん!?
そのまさかです。
友達からのおススメで読んでみたところ……なんというか文章が柔らかくて、すうって心に響いてくる、そんな今まで感じたことない感覚でついついそのまま何冊も読み漁るくらいハマってしまいまして。
わかる、なんかフラットな気持ちで読めるのがなんか不思議だよね。写真では見たことあるけれど、どんな方なのかな。
どうやら、バーのオーナーをされてるみたいなんですよ。
それSNSで見たかも!
私、林先生の書籍の中で『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』が一番好きなんですが、その中のお話って実際に林先生のお店、bar bossaに来店されたお客様の恋模様が描かれている書籍なんですよ。

気になる。読みます。ちょっと待ってて。
数分後……
あかん。ときめき過ぎて恋したくなってきた。もはやこのバーに通いたい。
津島さん、ここのお話読みましたか?
どれどれ、270ページね。
私、ここの
「恋はたとえ実らなくても、十分に素敵だ」
って言葉大好きなんです。なんか、結婚とかおばあちゃんになってもとか遠い未来を想像するんじゃなくて、今自分の目の前にいる好きな人に「好き」って気持ちを素直に伝えようって思えるようになったんです。
素敵すぎて本当に涙でてきた(ゴシゴシ)。
ティッシュをどうぞ。
ズビッ。
本当にどんな方で、今まで実際にどんな数の物語を目撃してきたのか気になるね。
実際に、店舗のお客様からも林先生にお会いできる機会をつくってほしいってお声もあったりするので、恋にお悩みのお客様にも前向きになってもらえるイベントができるといいなと思うのですが……。難しいでしょうか。
めっちゃ素敵!叶えようよ! でもどうやって依頼をすれば実現できるかな。
林先生のバーは東京・渋谷なので、そこにお願いしに行ってみるのってどうでしょうか。
渋谷かぁ。初恋♡生活は名古屋だし、簡単には行けないかな。そうだ、DEKIRU!編集部に相談してみよう!
その手がありました!
…というわけで、DEKIRU!でもコンテンツ化するという方向で、どうにかならないでしょうか。
わかりました、まずはお店に行ってみます!
数日後……
林先生、OKとのことです!
早っ!
え、林伸次先生に会えるんですか!
はい!では早速渋谷へ行きましょう!
早っ!
というわけで、渋谷に到着しました。
これから林先生にお会いできると考えるとドキドキしてきました。この胸のときめき、ちょっと恋にも似ているかもしれません。
これが……恋なのね……。
緊張しすぎて、今、自分がなんで東京にいるのかさえ分からなくなってきました。
まさか、こんなに早く実現して、私も大好きな書籍のお話をご本人に直接お聞きできる日が来るなんて思ってもいなかったよ。
この道は昔は川だったんだって、なんかそういう町の背景も含めて今なんでもドラマチックに感じてきました。
わかる。恋だよもはや。

このあたりのはずだけど……
あ!ここじゃないですか?

ここまで来て、断られたらどうしましょう。
ちょっと不安になるよね。
でも会いたいんです!
わー、この気持ちも恋に似ているかも!
とりあえず、ドアを開けてみますね。
こんにちはー。(ドキドキ)

いらっしゃい。初恋♡生活の方ですね。

初めまして。津島と申します。
市川と申します。実は林先生にお願いがあってお伺いしました。
初恋♡生活からのお願いを、林伸次さんは快諾してくれるのでしょうか?
第2回につづく