留学対話②見えにくい貧困に触れる──細渕真理菜さん(ポーランド)

  1. TOP
  2. みお's eye
  3. 留学対話②見えにくい貧困に触れる──細渕真理菜さん(ポーランド)
みお's eye
  • 若き挑戦者

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook
留学対話②見えにくい貧困に触れる──細渕真理菜さん(ポーランド)

こんにちは!DEKIRU!ライターのみおです。

世界各地で、それぞれの問いやテーマを抱えながら学ぶ若者たち。「留学対話」はそのリアルな声を記録していく連載です。

第2回となる今回はポーランドの都市ポズナンで社会的弱者の支援を学ぶ細渕真理菜(まりな)さん。

日本では岡山大学法学部に在籍し、現在は交換留学生としてアダム・ミツキェヴィチ大学に留学しています。

中学時代の家庭環境の変化をきっかけに、相対的貧困や社会的弱者の存在に関心を持つようになった真理菜さん。ポーランドでは、EUの社会保障制度を学ぶとともに、フードバンクを運営するNGOでの活動にも参加し、現場から支援のあり方を考えています。

行政と民間の連携、難民支援の制度設計、そして地域に根ざした支援のかたち。日本とは異なる社会の中で見えてきたものとは何だったのでしょうか。

今回は、ポーランドでの学びと実践、そしてそこに至るまでの個人的な経験や葛藤について、じっくりとお話を伺いました。

プロフィール

真理菜さん

岡山大学法学部3年。現在、ポーランドのアダム・ミツキェヴィチ大学に交換留学中。EUの社会保障制度や多文化主義を学ぶとともに、フードバンクを運営するNGOでボランティア活動に参加している。趣味は編み物。

時間がある時は、編み物をして心を落ち着かせることが多いそう。

社会的弱者支援への関心の原点

ポーランドで学ぶ支援のかたち

ポーランドでの生活

ポーランドの街の様子。右が真理菜さん。

留学に挑戦した背景と、現地でのチャレンジ

チェコの街並み。

留学を迷っている人へ

オンラインでインタビューした様子。右が真理菜さん。

真理菜さんのインタビューの中で印象的だったのは、自身の経験から生まれた問いを出発点にしながらも、それを個人的な問題にとどめず、社会の構造として捉え直そうとしている姿でした。相対的貧困という目に見えにくいテーマに対して、ポーランドでの学びやNGOでの実践を通して具体的な手触りを持って理解しようとしている様子が強く伝わってきました。

私自身も地方出身者であったため、インタビューの中でも共感することばかり。奨学金制度が充実してきたとはいえ、まだまだ留学できることは限られた人の選択肢として捉えられているのが現実だと感じています。だからこそ、真理菜さんが語ってくれたように、制度に出会い、自分の意思でその機会を掴みにいくことの大切さが強く印象に残りました。

ポズナンという日本人がほとんどいない環境での学びでありながら、その視点は確かに日本社会へとつながっている。地方出身であることや経済的な制約を越えて、自分の問いを広げていくその姿は、これから留学を考える人にとっても、一つの道しるべになるのではないかと感じました。

ライタープロフィール

みお

富山大学人間発達科学部4年。2024年に銘傳大学(台湾)、2025年にノルウェー北極大学への留学を経験。現在チャレンジャー応援メディアDEKIRU!で学生ライターとして活動するほか、自身のInstagramnoteで留学体験を発信している。

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook