港区芝公園にある『SalaSpa』は、国産の食材にこだわった日本初のサラダパスタ専門店です。こだわりのブランド肉や、旬のお魚、新鮮な野菜がたっぷり楽しめるとあって、健康志向の方を中心に人気を集めています!食材のこだわりや日本初となる専門店誕生のストーリーを代表の青山さんに伺いました。
「お客さんの顔が見たい」ゴーストレストランから店舗開業へ

2021年3月に芝公園近くにオープンした、日本初のサラダパスタ専門店『SalaSpa』。そのはじまりは、コロナ禍に誕生した”実店舗を持たない”ゴーストレストランでした。
コロナ禍をきっかけに勤めていたレストランを解雇されてしまい、当時流行っていたゴーストレストランでSalaSpaをスタートさせました。
ただわたし自身、実はそこまで料理が得意なわけではなく……。デリバリーが基本のゴーストレストランだと、飲食店の醍醐味である「お客さんのリアクション」を直接感じることができずに、すぐに物足りなさを感じてしまったんです。
そこで、もっとダイレクトにお客さんの反応がもらえる場所で勝負がしたいと思い、実店舗を出すことに決めました。
日本初となるサラダパスタの専門店にこだわったのは、料理が得意ではないと語る青山さんならではの考えがあったといいます。
料理が苦手な私が届けられる食事は何かと考えたときに、思いついたのが「サラダパスタ」でした。
お客さんが飲食店に求めているものは、案外とてもシンプルだと思っています。いつ足を運んでも味のクオリティが一定で、安心して食事を楽しめるお店であることが、満足度につながるのではないかと考えました。
冷めた状態で提供するサラダパスタなら、ゆでたパスタに食材とドレッシングを和えて完成できるので、いつでも自信をもってお客さんに提供できるなと。「サラダパスタ」の認知はコンビニの影響で高い一方で、専門店が見当たらないこともお店を出す原動力になりましたね。
オープン後は「日本初のサラダパスタ専門店」として多くのメディアに取り上げられ、現在もお昼どきにはお店の外に列ができることもあるほど!男女ともに多くの方から支持を集めています。
お肉も魚も野菜も「国産食材」にこだわる理由

ランチタイムは、サラダパスタのほかにお店で手作りした野菜のスープ、副菜、旬のフルーツを一緒に提供
サラダパスタで勝負することを決めた青山さんが次にこだわったのは、可能なかぎり日本国内の食材を使うこと。
コロナ禍で困っている全国の農家や畜産業者を支援したいという想いもあったそうですが、それ以上に日本のすばらしい食材の魅力を伝えたいという想いが何よりも強かったといいます。
日本にはすばらしい食材がたくさんありますが、日本の飲食業界はコスト面の関係上、輸入食材に頼らざるを得ないのが現状です。
SalaSpaが可能な限り国産の食材にこだわっているのは、なかなか実現が難しい国産の食材をふんだんに使用することで、日本の食材のすばらしさやおいしさを体験できる場にしたいと考えたからです。
そのこだわりが、SalaSpaならではの特別感につながると思っています!

SalaSpaでいちばん人気の「和風豚しゃぶサラスパ」には、岩手県産の銘柄肉「岩中豚」を贅沢に使用。一枚一枚のお肉が大きく、想像以上に食べ応えがあり、噛めば噛むほどにあまみが増すのを実感できます。青山さんが「国産のお肉はおいしさが違う!」と明言する理由が伝わってくるおいしさでした。

野菜も一つひとつが大きく、食べ応えばつぐん
旬の魚がたっぷり乗った、季節限定メニューも人気のひとつ。
この日いただいたのは、”国産ブリ”がたっぷりと乗った和風サラスパ。ブリは豊洲市場で仕入れたものを、食べ応えを感じられるような厚さにお店でカット。ひと手間必要なメニューではありますが「手軽に旬のお魚を食べられてうれしい」とお客さんから大好評なんだそうです。

野菜はとにかく”新鮮さ”を重視!その日その時においしい野菜を食べてもらいたいからと、市場や八百屋さんから仕入れを行っています。
サラダパスタの土台にもなるベースリーフには、菌の保有が限りなくゼロに近い水耕栽培のベースリーフを使用。安全な食が提供できることはもちろんですが、パスタと一緒に口に運んだ際のバランスを重視し、シャキシャキ感が強すぎないものをチョイスしているとか。

主役となるパスタは、イタリアのパスタメーカー「Barilla」のパスタを使用し、6時間以上水に浸して戻す「水戻し」という方法を採用。これにより茹で時間が短縮され、提供スピードが格段に早くなり、お客さんの満足度につながっています。
「友人や同僚を気兼ねなく誘える場でありたい」SalaSpaが目指す場所

サラダパスタと聞いて「量が少ない」「物足りない」と感じる方にこそ、SalaSpaのサラダパスタを食べてもらいたいと語る青山さん。
オープン当初は「本当にサラダパスタでお腹いっぱいになるの?」という声も多かったそうですが、現在はパスタなしの「サラダランチ」をチョイスする男性もいるほど、ボリュームの多さにはこだわりを持っているといいます!

また、単に食事を楽しむ場としてだけではなく、友人や同僚を気兼ねなく誘える空間づくりも意識されているとか。
店内はボタニカルな雰囲気を大切にしつつ、男女ともに入りやすい色味を使った空間を意識しています。接客面ではお客さんに干渉しすぎないことも大切にしていますね。ゆっくりメニューを決められるように最小限の案内にとどめたり、食べ終わった後も食器をすぐに下げずに、食後の余韻を感じてもらえるように意識しています。
友人と久しぶりの再会や、先輩や同僚を気兼ねなく誘える空間を提供するためにも、お客さんが求めているシンプルでおいしい料理を提供できるお店でいたいと思っています。
「どこにご飯行く?」という会話があったときに「SalaSpaでいいんじゃない?」と言われることが理想です!

2026年には、開店5周年を迎える「SalaSpa」。今後は、近隣に2号店の出店を検討しているほか、お子さんでもおいしく野菜が摂取できる「野菜ケーキ」の開発・EC販売を準備中。SalaSpa同様、厳選したお肉・野菜をたっぷり使ったお弁当ブランド「芹沢屋」の実店舗にもチャレンジしたいと語ってくれました。
いつ足を運んでもおいしくて大満足の食体験が楽しめる『SalaSpa』。最近、野菜不足や栄養の偏りが気になる……と感じた方は、ぜひ足を運んでみてください。

SalaSpa
住所:東京都港区芝2-16-10 芝パークアベニュー 1F
TEL:03-6809-6650
営業時間:
【平日】11:00〜22:00(L.O. 料理 21:00/ドリンク 21:30)
【土日祝】10:00〜16:00(L.O. 15:30)
定休日:不定休
HP:https://salaspa.com/
SNS:https://www.instagram.com/salaspa_japan/
取材・執筆・撮影:はせがわみき