インテリアにもなる防災グッズ、みっけ!

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インテリアにもなる防災グッズ、みっけ!

新商品の中から、特にチャレンジを感じるアイテムを紹介する「チャレンジみっけ隊」。

今回見つけたのは、スウェーデン生まれのブランド『SOLSTICKAN DESIGN』のファイヤーブランケットです!

突然ですが、あなたのおうちの災グッズ、どこに置いてありますか?

クローゼットの奥や物置にしまってあって、いざという時にすぐ取り出せない…なんて人も多いのではないでしょうか。災害時に重要なのは「すぐ手が届く場所にあること」。でも、非常用持ち出し袋や消火器って、正直なところ、あまりインテリアに馴染みませんよね。いかにもな防災アイテムがリビングのど真ん中にあるのはちょっと…と思って、見えないところに隠してしまう気持ち、すごくよく分かります。

そんなジレンマを解消してくれる、見た目も名前もクールな防災アイテムが登場しました。

スウェーデンの老舗ブランドが作った、デザイン性の高い消火用ブランケット

今回取り上げるのは、1936年にスウェーデンで創業したブランド、SOLSTICKAN DESIGNの『ファイヤーブランケット』です。

燃えにくいグラスファイバーを使用した素材でできており、火災が発生した際に火元に被せることで、初期消火をサポートするアイテムです。

このファイヤーブランケットは、黒と白の2色展開。

北欧らしいシンプルでクラシックなSunstick Boyのエンボス加工が施されたスタイリッシュなスチールボックスは壁に掛けることができ、インテリアにも自然に溶け込みます。大切な家族を守る「消火」という機能を持ちながら、お部屋のインテリアとして日常の空間に馴染むデザインになっているのが大きな特徴です。

防災の日である本日9月1日より、公式オンラインショップ「クリケットジャパン・ダイレクト」で販売されました。

出典:アットプレス

防災グッズを“見せる”という、常識を覆す発想

「チャレンジみっけ隊」がこのファイヤーブランケットに注目したのは、防災グッズのデザイン性を根本から見直している点です。

多くの防災グッズは、その機能性や安全性が最優先に考えられるため、デザインは二の次になりがちです。非常用持ち出し袋も、消火器も、どうしても「いかにも」な見た目をしていますよね。

しかし、このファイヤーブランケットは、あえてその常識を打ち破り、「見せる防災グッズ」として作られています。

家庭内での火災を想定すると、台所やリビングなど、火を使う場所に常備しておくのが理想です。でも、これまでの消火器は目立つ場所に置きにくいのが正直なところでした。

しかし、この商品は、デザイン性が高いので、壁に掛けていても違和感がありません。むしろ、おしゃれなインテリアの一部として機能します。公共の場にある防災グッズは「目立たせる」必要がありますが、家庭では家族さえ場所を分かっていればいいので、こういった発想はとてもユニークです。

「防災」という側面だけでなく、「部屋を彩るアイテム」としての価値も同時に提供している。これは、まさに新しい挑戦です。

チャレンジみっけ!

今回見つけたチャレンジは…

  1. 防災アイテムの常識を覆し、デザイン性を重視した点(プロダクト・イノベーション)
  2. 「隠すもの」から「見せるもの」へと、商品の役割を変えた発想(価値創造戦略)
  3. 「生活空間に溶け込む」という新たな価値で、潜在的な需要を掘り起こした点(新市場開拓)

いざという時に使えない防災グッズは意味がありません。

インテリアとしてリビングに置くことで、家族の誰もがその存在を知り、いざという時に手に取れるようになる。これは、人々の防災意識そのものを変えるきっかけになるかもしれませんね。みなさんは、どんな防災アイテムがスタイリッシュになったら使ってみたいですか?

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