ブルーベリー&京都を心ゆくまで。五感で味わう体験型空間

  1. TOP
  2. ブルーベリー&京都を心ゆくまで。五感で味わう体験型空間
WAKASA&Co. に行ってみた

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook
ブルーベリー&京都を心ゆくまで。五感で味わう体験型空間

2025年春、わかさ生活の京都本社が大リニューアル! 1階から5階まで多彩な要素を詰め込んだブルーベリー専門店の「WAKASA&Co.」が完成間近です。京都に拠点を置くブルーベリーの会社として「できること×おもてなし」を考え抜き、「目に映る感動を、五感で味わうフロア」をコンセプトとして展開する2階をのぞき見します! 最先端の映像パネルと伝統的なヒノキ造が融合した「WAKASA&Co.舞台 STAGE(通称わかさの舞台)」を担当した國松和弘さん、オリジナルジンを使ったカクテルと京都の四季が流れる大画面モニタが印象的なBarエリア「WAKASA&Co. Lounge(通称、わかさのラウンジ)」を担当した香本説子さんに、その魅力を徹底解説していただきました。

京都のボタニカル香るオリジナルブルーベリークラフトジン

1階の中央階段から2階に上がると、京都を楽しむ大人のための上質な空間「わかさのラウンジ」が見えてきます。聞くところによると、独自開発したブルーベリードライジンの「Berry&Berry」がすべてのアルコールメニューに使われているとか。ぜひ開発秘話を聞かせてください!

ジンには必ずジュニパーベリーという素材が使われているのですが、ブルーベリーを専門にする私たちとベリーの繋がりという相性の良さ、そして何より、元々は解熱作用や利尿作用などの効果を期待されて生まれた薬用酒が起源というところから、オリジナルジンの開発が始まりました。
 
代表とご縁が深い森の京都蒸留所さんにご協力いただき、「目」と「京都」をコンセプトに、メグスリノキ、瞳に良いとされる和漢のボタニカル素材をはじめ、由良蜜柑、宮津生姜、宮津檸檬といった京素材を使って生まれたのが「Berry&Berry」です。

すべてのアルコールメニューに「Berry&Berry」が使われているのですね。その中でも、特にこれを味わってほしいという代表的なメニューはありますか? フードメニューも含めてどれも美味しそうです。

たくさんのメニューがありますが、まず試してほしいのはカクテルの基本でありながらも、作る人の技術が如実に表れるというジントニックです。心と瞳をほぐすような深い味わいと香りをお楽しみください。
 
フードメニューについても、ブルーベリーナッツ、ドライフルーツ、「Berry&Berry」を混ぜた生チョコといったオリジナルフードと、ブルーベリーマジカルソースとのコラボレーションを楽しめる京丹波高原豚のウィンナーのプレートもご用意しました。
 
これらのフードメニューは、日本六古窯としても知られる丹波焼の里、立杭でご縁頂きました今西公彦さんに焼いて頂いたお皿でご提供致します。他にも丹波焼を代表する様々な作家さんの窯元を巡り、その魅力的な作品を揃えさせて頂いておりまして、それらの作品をご覧頂けるコーナーも併設しておりますので、ぜひお楽しみ頂きたいと思います。

それにしても、この大きなモニターはとてもインパクトがあります。モニター越しの風景に浸りながら優雅にお酒頂ける、贅沢過ぎるひとときですね。

圧倒的でありながらも、京都の工芸職人さんによる、竹の美など、シックで落ち着いた京都らしい空間づくりを大切にし「落ち着いた空間」「上質な展示品」「特別な映像演出」「オリジナルジン」が相まって、ここでしか体験できない時間を演出します。

職人の手仕事に囲まれた舞台で京都の芸能や工芸をとことん楽しむ

ラウンジの内装やインテリアにも驚かされましたが、舞台の建築にも相当に凝った部分が見受けられますね。

黒竹に彩られたヒノキ舞台。
見上げると網代天井。
背景は大迫力のLEDビジョン。
 
演目がない時にも十分に非日常に没入できる空間ですが、目だけでなく、耳にも体験をお届けできるよう、舞台スピーカーや場内スピーカーにもかなりこだわりました。
 
特に場内設置した波動スピーカーは、一部、格式高いホテルなどで導入され始めているものですが、実際に設置されているお店に行って、効果検証しながら採用を決めたもので、舞台スピーカーとの連動なども含め、かなり繊細な調整が必要となりましたが、より心地よさを感じて頂くために非常に重要なポイントになっています。

この「わかさの舞台」では、一体、どのような演目を展開していく予定なのでしょうか。さまざまなイベントが用意されていると聞いています。

大きなスクリーンに絵本を映し出して、読み聞かせの専門家に朗読していただき、プロの奏者による生演奏でBGMや効果音を奏でる「ようこそ絵本の音楽会へ」や、老舗のオーケストラ奏者による演奏会といった音楽を中心としたプログラムや、京都の伝統工芸職人さんたちの実演パフォーマンス付きのモノづくり体験会、子供たちが楽しめるワークショップなどを多数企画しています。
 
そして、ご注目いただきたいものとしては、やはり、「歌舞伎」「能」「落語」といった京都を代表する伝統文化、伝統芸能のイベントです。 京都という地域に根差し、お客様と一体となり、文化の発信地として「WAKASA&Co. 舞台 STAGE」を育てていきたいと考え、現在、着々と準備が進行しておりますので、ぜひ、お楽しみにして頂ければと思います。

現在は「舞台」での体験を、より楽しく快適にする仕上げの段階と聞いています。どんなことをみなさんで話し合い、実現しようとしていますか?

それぞれのイベントは、各担当者やメンバーたちが全力で取り組んでいますが、もちろん、毎日開催とはいきませんので、イベントがない時にも、京都、そしてブルーベリーを感じて頂けるように、京都の四季折々の景色や、北欧の景色などをLED パネルで流しつつ、ゆったりくつろいでいただける時間を提供したいと考えております。
 
また、ご自由に舞台に上がって頂いて、大きなスクリーンを背景に記念撮影ができるように準備しておりますので、ご来場の際は、是非、ここでしか撮れない1枚をお持ち帰りいただきたいです。

心が弾み、コミュニケーションが生まれる場に

これだけの熱量のものを作り上げていく中には、相当の苦労があったと思います。いざ、オープンしたら目元も緩んでしまいそうですね。

確かに苦労したところは多々ありますが、ここまで来たら「わくわく」感でいっぱいです。お客様をお迎えするためにと、スタッフみんなが日々、様々な努力を続けています。

苦労することは、、まだまだ現在進行形ですね。確かに感慨深いものではあると思いますが「オープンした」が、ゴールではありませんので、長く皆さまに愛されるお店であれるよう、常に新しい「体験」をお届けできるよう努めたいと思います。

この2階全体をどう良くしていくか、どうすればお客様を中心としたコミュニケーションが生まれるかを2階のスタッフみんなで一緒に考えてきました。そのお披露目がもうすぐということで、スタッフみんなの胸が高鳴っています。ぜひ、ブルーベリーと京都を五感で味わいにお越しください!

シェア

X X(Twitter) Facebook Facebook