9月27日、28日に東京ゲームショウ2025が開催!
だいぶ過ごしやすくなってきましたね。そろそろ小さい秋でも探しに行こうかな……なんて考えております。ゲームライターのタダツグです。
9月といえば……そう、年に一度のお祭り騒ぎ! ゲームライターとしてはクソ忙しくなるこの時期!!
千葉・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2025」が開催されます。
東京ゲームショウ2025 公式サイト
9月25日~26日に「ビジネスデイ」が催され、27日、28日に「一般公開日」となるこのイベント。「遊びきれない、無限の遊び場」をテーマに世界中からゲームやクリエイター、プレイヤーが集まるわけですから、ゲーマーにとっては夢の祭典と言っても過言ではないでしょう。

こう書くと「ゲーマーのためのイベントか……」と思われるかもしれませんが、答えはNO!
もちろんゲーム尽くしのイベントではありながら、そこかしこに独自の「チャレンジ」が盛りだくさんですから、「DEKIRU!」読者のツボにきっと何かが刺さるハズ。ここでは開催に先立ち、自分がとくに注目しているコーナーや施策をピックアップしてご紹介していこうと思います!
ちょっと離れたホールで挑戦的な刺激が楽しめる「インディーゲームコーナー」
ゲームブロガーのラー油さんや僕のみならず、DEKIRU!編集部もアツい視線を注いでいるインディーゲーム界隈。もちろん今年もたくさんの話題作や野心作が出展されるようです。
インディーゲームは毎年、別館というか離れというか、本館(1~8番ホール)から少し離れた場所にある9~11ホールで展示されることが多く、これは今年も例年通り!
この離れは本館とはちょっと雰囲気が異なるというか、よりディープな空気が楽しめる場所となっています。
会場マップはこちらをチェック!
https://tgs.cesa.or.jp/jp/map
海外からのクリエイターも数多く参加しているおり、粗削りながらも可能性を感じさせるフレッシュな作品にも出会えるのが大きな魅力。この「トガゲー」コラムでは過去にもたくさんの挑戦的なインディーゲームを紹介してきましたが、負けず劣らずのチャレンジスピリッツ溢れる作品を堪能できると思うので、興味がある人はぜひ覗いてみてほしいコーナーです。
ちなみに、本館の1番ホールには「ゲームアカデミーコーナー」も!
こちらではゲームクリエイターを養成する専門学校の展示物が体験可能です。業界の明日を背負っていくクリエイターの卵たちが作り上げた初々しい作品が集まるという意味では、インディーゲームコーナーと同様の活気に満ち溢れていそうですよね。僕も覗きに行ってみようと思っています。
一般公開日&家族連れ限定のお楽しみ! 中央スペースの「ファミリーゲームパーク」
一般公開日限定で、家族連れだけが入場できる「ファミリーゲームパーク」が開設されます。場所は中央モール、および中央エントランスに繋がるセンタースペース。こちらへの入場は中学生以下(およびその同伴保護者)のみに限定されるのですが、その分入場料が無料になっているということで、ちょっとお得にゲームを楽しめそうですよ。
まあ、気ままな独り身である僕には未知なる場所ではありつつ(笑)。若い世代にも気軽にゲームを遊んでほしいという主催者側の想いとチャレンジスピリットが伝わってきました。フードコートも併設されているようで、親子連れのちょっとした休憩場所としても活用できるかも?
ゲーマーのQOLを爆上げしてくれるアイデアが満載? 「ゲームライフスタイルコーナー」
今回、僕が一番気になっているのが9番ホールの「ゲームライフスタイルコーナー」。ゲーミング家具、防音ルーム、防音マンションなど、快適なゲーム環境をつくる製品やサービスが体験できてしまうスペースです。
ゲームユーザーにとってゲームは生活そのものじゃないですか。たとえば僕なんかはこの原稿、ゲーミングチェアに座ってあぐらをかきながら、傍らでタブレットを起動してアプリゲームをぴこぴことオート周回しつつ、一生懸命に頭を捻ってテキストをしたためているわけで。けっして「不真面目に書いている」ってわけではなく、僕にとってはこれがライフスタイル。生活や仕事のなかには、常にゲームがなにかしらの形で混ざり合っています。まさに生活の一部!
まあこれは僕が「ゲームライター」なるお仕事を生業としているからかもしれませんが(笑)。とはいえ読者さんのなかには、僕以上に日常生活にゲームが深く入り込んでいる方も少なからずいらっしゃると思うので。そういった方々のQOGL(クオリティ オブ ゲームライフ)を爆上げできるヒントが得られそうなこのコーナー、今から超楽しみにしています。QOGLなどという言葉があるかはさておいて。
一日の大半をデスクで過ごすことも多いわけで、ゲーミングチェアで巧妙に隠しているものの、デスクの上には本や資料が積まれている始末。整理整頓を考えないと……ってわかってはいるけど行動に移せていない人、きっと僕だけじゃないですよね? 収納とかもう少しうまく考えたいんだけど、この機会にそこらへんのヒントがもらえないか探ってみたいところです。

防音室を作るためのアイテムなんかも展示されているらしく、配信者を目指す人にとってもインスピレーションが湧きそうなこのコーナー。ここはぜひ現場で体験してきて、後日レポートでも書きたいなあ~ってなんとなくに思っていたりします。
ということで、僕が考える「チャレンジングなコーナー」について、3つほどご紹介しました。ここでは敢えて取り上げてませんが、業界を最前線で支えている大手企業のブースなんかももちろん要注目であることは間違いないです。話題の最新作の試遊プレイや、来場者限定のアイテムを配るブースなんかもたくさん存在しますので、せっかく遊びに行くなら朝イチからを推奨したいところ。
一体どうやって行けばいいの? 会場である幕張メッセへのアクセス方法
ちなみに、そんな東京ゲームショウ2025の会場となるのは千葉にある「幕張メッセ」です。「東京」と謳っていながら会場が千葉という点には注意が必要かも。じつは僕、何を隠そう千葉県民なのですが……この幕張メッセってちょっと特殊な場所にある事には触れておきたくて。
だって「幕張メッセ」という字ヅラから普通に考えたら、最寄り駅は「JR幕張駅」なのかなって思い込みがちじゃないですか。もちろん幕張駅からでも会場には向かえるのですが、徒歩で行こうと思うとちょっとした距離。なんとバスで20分くらいかかりますからね……。
じつはこちらのイベント会場、最寄り駅はJR海浜幕張駅となります。路線で言えば京葉線、および武蔵野線でアクセス可能。東京方面から向かう人は、JR東京駅で京葉線に乗り換えるのがオススメですね。
なお、海浜幕張駅の隣駅であるJR幕張豊砂駅も、幕張メッセまでは徒歩圏内。歩いて30分弱って感じの距離ですが、こちらのほうが乗降するお客さんが少ないと思うので、急がずのんびり会場へ向かいたい人には地味な穴場と言えるかも。
他にも、JR幕張本郷駅からバスを使って向かうルートもあり。ホント千葉には「幕張」と名がつく駅がちょっとした数存在しているので、迷わないようお気を付けください。
読者さんのなかには東京(というか千葉)は遠くてなかなか遠征できない……って方もおられると思います。そういった皆さんにはオンライン展示やストリーミングによる生放送で、ゲーム情報を補給するのも手! 公式生放送はもちろん、さまざまな企業が自社のYouTubeチャンネルなどでたくさんの情報を発信する期間となるので、朝から晩までゲームの情報に浸れちゃうと思います。
空調が利いた部屋でコーヒーなどを飲みながら好みのゲーム情報番組を眺めるのも、なかなか素敵な週末じゃないですかね。
とにもかくにも、この9月末はたくさんのゲーム情報が溢れかえる時期。チャレンジングな作品やニュースにきっと出会えると思いますので、皆さんぜひお見逃しなく!
それでは、今回はこのへんで~。
ライター紹介

タダツグ
締め切りはケツ合わせ系のゲームライター。業界歴は20年以上で、1日のうち大半の時間をゲームに注ぐほか、アニメや映画、マンガなども大好物。仕事柄、多数のゲームに触れる機会が多いものの、趣味の範囲ではお気に入りのゲームをずっと遊び込むタイプ。